ロンドンのファシッド・ムサヴィ ・アーキテクチャーはパリ西部近郊の住宅複合施設のデザインコンペに優勝した。
建物に併設してアリーナスタジアムとホテルがJardins de l’Arche内の開発住宅エリアに建てられる予定で、
そこからナンテールの集合住宅エリアを介しラ・デファンス地区につながる。
1階には店舗が入り、上の10階は住居施設でうち3階分は学生用になっている。
各階は少しずつ回転してずれ、階段状のバルコニーが作られる。
ファシッド・ムサヴィはエフ・オー・アーキテクツの共同設立者で、Dezeen Wireで以前に紹介の通り6月に独立し建築設計事務所を設立した。エフ・オー・アーキテクツの以前のプロジェクトはこちら。
ファシッド・ムサヴィ・アーキテクチャーの企画概要はこちら
ファシッド・ムサヴィ・アーキテクチャーはパリ西部近郊のラ・デファンス経済区に作られる新しい住宅複合施設のデザインコンペで優勝した。11,430㎡の建物のうち7,500㎡は居住用、2,930㎡は学生寮、1,000㎡は店舗スペースとなっている。
この施設はラ・デファンスとナンテールの集合住宅エリアを結ぶ大規模な都市再開発プロジェクトのLa Parvis Jardin de l’Archéの一部である。他にはアリーナスタジアムやホテルが建設される。プロジェクトのクライアントはLes Nouveaux Constructeurs であり、公共計画の権威のl’Epadesaと協同している。
ファシッド・ムサヴィ・アーキテクチャーは建物の二面を利用できるよう細長いレジデンシャルを設計した。
各階は下の階から2度ずつ回転してななめのバルコニーと屋根付きの柱廊がつき、それぞれの家からはLa Grande Axeプロジェクトの再開発の軌跡をさえぎるものなく見下ろすことができる。