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クライン ダイサム アーキテクツによるYou Tube Space Tokyo

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東京を基盤にしたクライン ダイサム アーキテクツは日本の首都にYou Tubeの新しい制作スタジオの壁の装飾にYou Tubeロゴであるテレビの形をしたアイコンを使いました。

YouTube Space Tokyo by Klein Dytham Architecture

建築家のマーク・ダイサムとアストリッド・クラインは赤いロゴを使いラッカーを塗ったセラミックで再現し、受付の壁に張りつけました。このタイルはラウンジからキッチンに続き、徐々に色が薄まりピンク色、白になります。

YouTube Space Tokyo by Klein Dytham Architecture

私たちがインターネット上に残し、サーフィンしている兆単位の動画のすべてをはっきりとブランド設定しています」とダイサムはDezeenに述べました。「効力がある方法だと思います。雑誌のタイムは世界中のYouTubeに関する記事に壁を使っていますから!」

YouTube Space Tokyo by Klein Dytham Architecture

場所によってはこの形はまた木製でボックス状の棚が使われています。一方。いたるところに壁には白と黒の写真の枠組みがあります。

YouTube Space Tokyo by Klein Dytham Architecture

KPF(コーン・ペダーセン・フォックス)がデザインした六本木ヒルズ森タワーに位置するYou Tube Space Tokyoはロンドン・ロスアンゼルスに続くコンテンツ制作施設です。この中には撮影スタジオ、編集ルーム、トレーニングルーム、ラウンジがあります。

YouTube Space Tokyo by Klein Dytham Architecture

メインスタジオは大きな窓の前に配置し、摩天楼が撮影の背景として使えるようになっています。他の特徴としては分割スペースとして長いカーテンが使えること、異なった体制に変更できるモジュール式のソファーがあります。

YouTube Space Tokyo by Klein Dytham Architecture

ダイサムは最大の挑戦は通常の事務所で使う天井の高さをスタジオの照明に調整することであると説明しました。「平面図にあるスタジオの位置でエアコンの導管を最小にして、通常の階高でできるようにしました。」とダイサムは説明しました。

YouTube Space Tokyo by Klein Dytham Architecture

クライン ダイサム アーキテクツは最近、東京の書店を完成させました。YouTube Spaceのように、ブランドのロゴを壁の模様として使いました。ダイサムはWorld Architecture FestivalにおいてDezeenが収録したインタビューでこのプロジェクトについて説明しています。

YouTube Space Tokyo by Klein Dytham Architecture

Dezeenのクライン・ダイサムによる建築はこちらをご覧ください。

Dezeenの東京における新しい記事は
こちらをご覧ください。

YouTube Space Tokyo by Klein Dytham Architecture

クライン ダイサム アーキテクツからの詳細は以下の通りです:

クライン ダイサム アーキテクツによるYouTube Space Tokyo

クライン ダイサム アーキテクツ(KDa)のプロジェクト原点は寛大さを持って世界的に行動することです。YouTube Space Tokyoは、アジアにおける最先端のビデオ制作のために使用するために設備を無料で提供しています。スタジオ、制作に関する用具、トレーニングルーム、ラウンジがあります。YouTubeでは東京の他にもロンドンとロサンゼルスに類似の施設を作っています。YouTubeの目的はある種の「共同制作施設」を作り、エネルギーのある制作者のビデオが完全にプロのレベルにまで高める助けとなるよう、トレーニングと制作双方のサポートを提供していくことです。

KDaのユニークな内装プロジェクトは東京中心部の六本木ヒルズ森タワー高層階にあります。訪れる人は入口で見た目に印象的なYouTubeのアイコンでもあるロゴを使った赤いパネルの壁に出会います。ロゴは3次元化し、軽いセラミックを鋳造し、ラッカーを塗りました。東洋の訪問者に施設に案内していくうち、ロゴは受付の明るい赤色からラウンジではピンク色に薄まり、カフェ・キッチンのある場所では白になります。

このKDaがアレンジした制作スタジオの周囲には、音声レコーディングスペース、グリーンスクリーンスタジオ、コントロールルーム、編集ルーム、メイクルーム、控え室、VIPスペース、カフェテリア、セミナーやソフトウェアを学ぶための大きなトレーニングルームがあります。スタジオだけではなく、すべてのスペースは撮影可能です。壁の表面、カーペットの色調、天井の形状は多岐に渡り、様々な種類のセッティングができるようにしています。ある壁は「殿堂」としてトップクラスのプロデューサーのイメージを表しています。非常に長いカーテンは、日本の著名なメーカーNunoで作られ、内部を蛇行して空間を自由自在に分けることができるようにしています。特注デザインのソファーは様々な体制(パネルディスカッション、インタビューなど)に配置できるようになっています。このスペースはまたアイコンである東京タワーを含む摩天楼を最大限に使えるようにアレンジし、撮影の背景として使えるようにしています。

このプロジェクトの注目すべきところは総てが配備されたプロダクションスタジオが通常の事務所があるところに圧縮しているところです。以前はプロダクションスタジオは高温の照明リグがパフォーマンスをしている人を文字通り調理してしまうことを防ぐために高い天井が必要でした。しかし現代のLED照明は低温であり、高層ビルの事務所で提供されているスペースでも使用可能になります。それでもKDaはまた多くの挑戦を克服する必要がありました。このフロアの場所においてスタジオを注意深く設置して導線を比較的無くすことによりより高い天井の高さを持つことができました。


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