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Matija ČopによるObject 12-1

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格子のでこぼこした生地から作ったこれらの衣服は、クロアチアのデザイナー、Matija Čop参照のゴシック建築からヒントを得た構成手法や型です。

Object 12-1 by Matija Cop

垂れ飾りや溝は、柔らかいものの長方形断面からレーザー切断し、防水、UV加工をしています。縫い糸や糊を使わずに組み合わせてできています。

Object 12-1 by Matija Cop

このような部門のレイアウトはクロアチア、シベニクの聖ヤコブ大聖堂のような計画から出てきました。

Object 12-1 by Matija Cop

異なったサイズの箇所は、ゴシック建築のアーチやドームを思い起こさせる彫刻のような形を作り出し、それぞれ別々にして再度アレンジして組み合わせることができます。

Object 12-1 by Matija Cop

「Object 12-1はいつでも分解し、再構成してまったく異なる形にできるのです。」とČopは述べています。

Object 12-1 by Matija Cop

あるドレスはヒップから端が反り、体から離れるようになっています。それから背中は頭を通り越してアーチ型天井のようになっています。

Object 12-1 by Matija Cop

他のアイテムは手首周りが狭く、胴体にいくにつれて広がっていく袖があります。肩からヒップに渡り、3角形を作りタレットのように見えます。

Object 12-1 by Matija Cop

グレーか明るいブルーの影になる服はリバーシブルとして着ることもでき、つながったタブのでこぼこになっている表面を見せています。

Object 12-1 by Matija Cop

「この布の質感は両面とも柔らかく、体にフィットしやすくなっています。」とČopは述べています。

Object 12-1 by Matija Cop

Čopはザグレブ大学の織物デザイン学部を卒業し、ファッションデザインの学位を持っています。昨年、クロアチアの映画、「Šegrt Hlapić(見習い職人フラピッチ)」の衣装をデザインしました。

Object 12-1 by Matija Cop

Dezeenがこれまで取り上げてきた最近のファッションコレクションには袖口をコンクリートにした角度のある衣服金属片をプリントしたシルクの洋服があります。

ファッションデザインに関するDezeenの記事はこちらをご覧ください。


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