
スペインの建築事務所Hoz Fontan Arquitectosは、スペインのオニャティにあるモンドラゴン大学ビジネススタディーズ学部の建物を完成させた。

グレーズがかかったこの建物には、教室、事務室、ホール、図書館が入っている。

まわりの景色を楽しめるように、図書館とホールは高い位置に、メインの建物から突き出した形で建てられている。


写真は、José Hevia氏による。

建築家より:
大学は、定期的な教育を提供するスペース、事務スペース、ライブラリー、講堂を必要とした。

これらの条件を、4つのセクションによって実現している。

3つのセクションには教室と事務室が配置され、各スペースの活動を促進するような特徴を持っている。具体的には、これらのセクションは地面に接して、各スペースが独立する形でレイアウトされている。

しかし、4つ目のセクションは、この建物のアイデンティティを最も体現しているものである。

図書館、講堂、教員のオフィスは、まわりの木々の景色とオニャティの全貌を見渡せるように、高い場所に位置されている。

この高さは、建物の門としての役割を果たしていると同時に、広いホールの空間を実現している。 公共の場や景色を楽しむ展望台としての役割を持つことによって、学生とまわりの環境の関係性を作り出し、大学という場を教養のメディアとしてではなく、地元の文化、自然、大学生活を支えるものとして特徴付ける。







クレジット:
場所: Ibarra, Oñati
建築: Hoz Fontan Arquitectos
プロジェク・トディレクター:Angel de la Hoz, Cristina Fontán, Pablo de la Hoz
プロジェクトと建設マネージメント: LKS, Hoz Fontán Arquitectos
コラボレーター:Marta Porroy