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Edouard FrançoisによるTour Végétale de Nantes(ナントの植物ツアー)

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Tour Végétale de Nantes by Edouard François

岩のような建物に適合した植物が、隙間から生い茂り、この建物の表面を覆い尽くす勢いです。この建物はナントにあり、フランスの建築家Edouard Françoisによるものです。

Tour Végétale de Nantes by Edouard François

植物はTour Végétale de Nantes(ナントの植物ツアー)で、ステンレス製のチューブ内で成長しています。

Tour Végétale de Nantes by Edouard François

このチューブは、住んでいる人のバルコニーではほとんど邪魔になりません。しかし緑に取り囲まれた環境を与えます。さらに地元の植物園により収集された種類を展示しています。

Tour Végétale de Nantes by Edouard François

この建物は小売店と駐車場を含んだ幅木、黒いゴムの立方体で取り囲まれた事務所、そして移動型で楕円形のバルコニーがある住居棟で構成されています。

Tour Végétale de Nantes by Edouard François

Françoisは植物を組み込む建築において、よく知られています。2009年に完成したパリ市民のEden Bioによる公営住宅もこれに類します。詳細についてはDezeenの過去の記事をご参照下さい。

Tour Végétale de Nantes by Edouard François

植物に関する Dezeenの記事はこちらをご参照下さい »

Edouard Françoisからの情報は以下の通りです:
この作業にあるのは将来の身近にあるエコです。ナントにあるブルターニュ公草原は特にその高さにおいて特徴を持っています。この作業の主たる挑戦は、都市の中心部に、並外れた設定で、高い建物に住むという望みを再度作り上げることです。

この複合的なプロジェクトのベースになるのは店舗と駐車場です。黒いゴムの立方体の中に事務所があります。そして住宅棟は17階建て(60m)です。この塔の主体部分は楕円形のバルコニーで囲まれています。バルコニーは階によって変化して巨大有機体のシルエットをかたどっています。

この塔はナントの植物園から来た岩隙植物に対して支援をしています。科学者がこれらの植物を全世界から集め、凍結保存しました。この建物で市の植物コレクションを見ることができるのです。栽培地の斬新なところは、長いステンレス製のチューブ(半径12cm、長さ4m)で植物が成長するところです。このチューブが岩の多い山の隙間に育つ岩隙植物の自然な状態を再現します。科学的な実験は現在ナントにある植物園で1年間行われており、栽培過程の生存能力を試しています。この実験の結果で植物の成長は非常に水の消費が少ないところでは並外れたものであることが分かりました。このチューブがバルコニーに与える影響は最小限なものです。一方、外観は縦のダイナミックな線を作っています。

ナントの植物ツアー
建築家:Edouard François(王立英国建築家協会仲介)
植物学者:Claude Figureau
技術調査事務所:アメリカ建築家協会 SERA
依頼者:Giboireグループ
ナント島ナント ブルターニュ公草原 諸島A2
設計: コンクール 2009年12月、配信 2012年
計画:9150㎡
7500㎡ アパート6240㎡(85~90部屋)
2000㎡ 事務所
350㎡ アクティビティ
91 駐車場
位相:加圧コンクリート


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