Royal College of Artの卒業生、ShiKai Tsengは花瓶や陶器の新しいデザインを提案した。「Photo-sensitive solution」という乳剤を花瓶に塗り、その後4面に針穴を開けたピンホールカメラで露光する。
5分から15分置いた後、通常の写真を現像する様に、暗室へと持っていき花瓶に写真を現像する。
ピンホールカメラに入れらたらそれぞれの陶器は、自然の景色を不変的に表面に写し出す。
Anglo-Dutch designersのGlithero氏も「photosensitive chemicals」乳剤利用しデザイン作品を作っている。詳細はこちらから前の記事をご覧ください。
下記はShikai Tseng本人による説明文:
PhotoGraphy – no.1
「Photography」は、時間、光、環境が持つ力を利用し、立体物に画像を写し出した創作プロジェクトである。
初回のシリーズは、陶器や花瓶などに乳剤を塗り、穴の開いた箱に入れ、太陽の光を利用し5~50分程露光する段取りとなっている。
ピンホールカメラを利用することによって、焦点があってなくても立体物に写真を写し出すことができる。これは普通のカメラでは出来なかったことで、時間を捉えるための新しい手法である。
立体物に一瞬一瞬の風景画が刻まれ、新しい写真が生まれる。