デザイナー、Charlie Gudaによって、ロッテルダムの会社、The Cottage Industryのために手がけられたこの花瓶は、試験管と、一輪の小さな花を拡大して見せるレンズの役割を兼ね備えている。
『大きな花の花瓶』は、安定性を保つための2本の脚を持った、アクリル製のフレネルレンズを使用している。
Dezeenの花瓶の記事をもっと見る
以下、The Cottage Industryからの詳細。
今日、私たちが当たり前のようにフレネルレンズと呼んでいる、薄くて軽いレンズの発明をしたオーギュスタン・ジャン・フレネル(フランスの物理学者)に、我々は感謝をしなければならない。そのアイデアは17世紀に遡り、灯台のレンズの製造に必要だったガラスの容量を減らすために使用された。
それ以来フレネルレンズは、車のヘッドライトやオーバーヘッドプロジェクタ(もはや思い出すのも困難だ!)、読み取り補助器具、そして携帯式の拡大レンズなど、幅広く使用されてきた。フレネル氏へのオマージュの意味を込め、私たちはこれにより、小さくてありふれたものへ向けた彼の発明の復権を願う。それはすなわち、このように花を拡大し、魅力を引き出すことなのだ!
全ての新しい透明な『大きな花の花瓶』は、どんな花も大きく拡大することで、より細部に渡る花の繊細な美しさを鑑賞できることになる。それが、愛する人から贈られたバラであろうと、あなたの庭で摘みとられた花であろうと…この花瓶は、いかにその花を生かすかをちゃんと知っている。