旅する料理人のための、この可動式のパビリオンは、バルセロナにスタジオがあるRodero Beggiao Architectsによる作品です。楔形のモジュールがあり、それぞれの新しい家に型を変更することができます。
重力が軽いアルミニウム構造のエル・ブリ パビリオンはポリカーボネートと穴の開いた金属のパネルで包まれ、内部は地元のアーティストによるそれぞれ装飾が施されます。
カタルーニャの料理人、フェラン・アドリアのエル・ブリ財団のための旅するレストラン、ワークショップ、展示のために使われます。この財団は美食研究への新たな取り組みであり、北スペインのロセスにある彼のレストランを永住の地としています。
エル・ブリ財団とパビリオンは２０１４年にオープンする予定です。
他にDezeenが取り上げてきた可動式の建築物にはヘリコプターにより取り付けられるゲストハウスと、小さな旅する劇場があります。
可動式建築物についてのDezeenの記事は、こちらをご覧ください。
Rodero Beggiao Architectsからの詳細な情報は以下の通りです：
「自由な創造」をスローガンに、エル・ブリ財団は２０１４年にオープンします。財団の目的は２つです。第一にエル・ブリ レストランの記録を物理的（文書・本・物体）に、デジタル上に残すこと。２つ目はアイディアを創りだす想像力の中心地であり、インターネットを通じて発見やアイディアを分け合うことです。
このプロジェクトは財団代表のためのスペースであり、世界中至るところに価値があります。様々な独創力を見せる基盤であり、多様な機能に対応します（シンクタンク、情報提供のスペース、ワークショップ、レストラン、ワインティスティング）。
可動性があり、軽量で、取り外しができ、移動することができるパビリオンです。景色の美しい、予想できない場所に設置することを目的としています。２つの独立した三角形のモジュールで構成され、様々な形の組み合わせのおかげで柔軟性のある内部空間のおかげで、異なった状態でも適用することができます。このパビリオンの国際的な特徴は地元の芸術家により内部空間の装飾が施されているということで際立っています。