世界建築フェスティバル2012:環境デザイン事務所Atelier Dreiseitlによる、シンガポールにあるビシャン・パークのカラン川の景観が、世界建築フェスティバルで「 ランドスケープ・オブ・ザ・イヤー」を受賞した。
曲がりくねった川が、コンクリートの水路に代わって公園の中央を流れ、生物工学に基づいた、様々な種類の草木による緑を取り入れている。
川は、大雨の際の放水路としても形成され、自然に水が排出されるのを助け、緑に覆われたエリアが浸水するのを防いでいる。
新しい橋は、公園と、その向こうの住宅地域を繋いでいる。
Dezeenでは、フェスティバルの1日目と2日目の全ての部門の受賞作品と同様に、「ワールド・ビルディング・オブ・ザ・イヤー」と「フューチャー・プロジェクト・オブ・ザ・イヤー」の受賞作品も発表している。
Dezeenは、シンガポールのマリーナ・ベイ・サンズ・ホテルと、カンファレンス・センターで開催される、世界建築フェスティバルのメディアパートナーである。進行役のPaul Finch氏と共に撮影した動画のシリーズを含め、イベントに関する全ての記事はこちら。