世界建築フェスティバル 2012: DezeenはWingårdh Arkitektkontorに所属する建築家のJosefin LarssonがDezeenの編集者であるMarcus Fairsに、いかにしてストックホルムの住民が「下町」を求めているかについての動画を収録しました。しかし、彼女のスタジオでは高層ホテルを建築し、話題になっています。世界建築フェスティバルが行われたシンガポールの摩天楼に比べたら「本当に小さな」建物です。
Above: photograph is by Ola Fogelström
ホテル・レジャー部門で受賞したビクトリア・タワーは高さ117メートルあります。「スウェーデンでは高いビルが多くないため、賛否両論ありました」とLarssonは述べています。「建築家のGert WingårdhとホテルのオーナーであるArthur Buchardtの2人にとってタワーを建てることは夢だったのです。」とも説明しています。
Above: photograph is by Åke E:son Lindman
彼女の説明は「ヨーロッパは歴史的建造物の規模にしがみついています。しかし、この建物は遠くから見ることができる「ランドマーク」としてデザインされているのです」ということです。
Above: photograph is by Åke E:son Lindman
色つきのガラスがモザイク式になっている外観の中で、この建物は300の客室を備えています。デザインは北欧チェーンのスカンディック・ホテルによるものです。Larssonはこの部屋を「贅沢ではなく、ちょうど良いサイズ」ですが「美味しい食事と景色が楽しめます」と説明しています。
Above: photograph is by Tord-Rikard Söderström
Dezeenでは世界建築フェスティバルの受賞者とのインタビューを収録しており、数日後に発行する予定になっています。現在までのインタビュー総てはこちらをご覧ください。世界ビル対象を受賞した建築家のクリス・ウィルキンソンとのインタビューはこちらでご覧になれます。
世界建築フェスティバルに関するDezeenの記事はこちらをご覧ください。