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武田麻衣子による暗闇で光るトゲのある髪飾り

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ファッションデザイナーの武田麻衣子はパリにおける作品展示でとがった仮面と体につける装飾品のエリアにおいて暗闇で光るデザインを加えました。

Prickly headdresses by Maiko Takeda now glow in the dark

武田麻衣子は自身の大気圏に再突入するような女性用の帽子と宝石のコレクションを拡大させ、ブラックライトで光る襟巻を加えました。

最新のデザインは頭と肩の周りをおおうもので、デジタルアート出版POSTmatterにより動画で公開されています。

Prickly headdresses by Maiko Takeda now glow in the dark

「私は昨年夏、レミ・パランゴーとPOSTmatterから来たチームで、共同フィルムのプロジェクトについて話し合いました。私は空間に浮かびあがる光を思いつきました。オーロラや彗星などの写真が思い浮かんだのです」と武田はDezeenに述べました。

「私はこのインスピレーションを作品の入れる素晴らしい機会だと思い、自分ができることを調べてみました」

Prickly headdresses by Maiko Takeda now glow in the dark

武田は蛍光色の塗料を先端の尖った透明なプラスチックにひとつひとつ塗り、塗料の点を集めるために段階的につけた色付きのスプレーを合わせました。

光と闇の間を揺れ動くフィルムは、紫外線のもとでの作品の変化がわかるようになっています。また、そよ風が立つと、わずかに透明の毛のように作った作品が波打つのが分かります。

「波立つ様子もまた美しく、水中に浮かぶ蛍光色のクラゲのようです」と武田は述べています。

Prickly headdresses by Maiko Takeda now glow in the dark

フィルムが完成した後、最初の作品に伴う、暗闇に光るより小さな作品を作ることにしました。

発光塗料を使用することで、日中はただ透明の毛先が見えるだけですが、暗くなると物質自身が光り、光を放ちます」と説明しました。

Prickly headdresses by Maiko Takeda now glow in the dark

武田は最初、ロンドンのロイヤル・カレッジ・オブ・アートで学んでいるときにAtmospheric Reentryコレクションをデザインしました。昨年、その学校における毎年恒例のファッションショーにおいて作品を公開しました。

アイスランドの歌手であるビョークは、Dezeenで武田のデザインを見た後、彼女がデザインした髪飾りをつけてパフォーマンスをしています。

Prickly headdresses by Maiko Takeda now glow in the dark

現在、武田はより日常的な服の作品を作ろうとしています。「今の私の関心事は、コレクションをより日常的なファッションアイテムにまで広げることです」と述べています。

「だからと言って妥協した作品を作りたいわけではなく、このアイディアが発展して、オートクチュールや製品デザインの分野を越えることに挑戦するのは非常にわくわくします」

Prickly headdresses by Maiko Takeda now glow in the dark

彼女の作品はパリのJoyce Galleryで3月22日まで展示されています。

写真撮影:Ayako Kichikawa


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