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Francis BitontiとNew Skins Workshopの生徒によるVerlan Dress

ニューヨークのデザイナー、Francis Bitontiは生徒と商業的に利用できるMakerBotの機械を使用して3Dプリントでドレスを制作しました。

Francis Bitontiはこのドレスを作る一方、夏の間の3週間にわたる一流のデジタルファッションのワークショップを創りました。この目的は生徒にコンピュータのソフトウェアと追加的な製作設備を紹介することにあります。

「このプロジェクトは洋服をデザインすることが目的ではなく、コンピュータで体に配置できる形を作る方法を作ってデザインすることでした。」とBitontiは述べました。

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Verlan Dress by Francis Bitonti

New Skins Workshopの間、生徒は形を作るソフトウェアを試してみて、3Dプリンターを使ってサンプルを作りました。

「MakerBotは生徒に物質世界との直接的なつながりを提供します。」とBitontiは述べました。生徒が複雑なコンピュータ・シュミレーションに取り組んでいる間、MakerBotを通して触覚的で物理的な結果を得ることができます。」

このグループの業務における中間レビューは3Dプリントのデザイン開発を選んだデザイナー、Vito Acconciを含むゲストによる批評がありました。

1つのグループからの複雑なデザインと他からのシルエットが一緒になり、最終的なデザインを作ります。それからMakerBotで作った新しく柔軟性のある繊維状のものを使ってプリントします。

「このアイデアは幾何学的効果のある景色を作ることにあります。異なった体の部分において異なった物質の動きがあります。」とBitontiは述べました。

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結果として筋肉繊維・動静脈を参考にした洋服で体を裏返しにしたように見えます。Verlan Dressという音節を逆さにしたフランスのスラングが語源となっています。

ワークショップはニューヨーク・プラット・インスティテュートのデジタルアート、人文科学研究センターで行われました。

Bitontiは以前デザイナーのMichael Schmidtと共同でバーレスクのダンサー、Dita Von Teeseのためにレーザーで焼結したドレス{しょうけつ}を作りました。また、Dezeenでは3DプリントをしたIris van HerpenCatherine Walesの衣服について取り上げています。

先月、MicrosoftはMakerBotsをアメリカの店舗で販売を開始しました。一方今年はじめにMakerbot はデスクトップスキャナーの試作品を公開しました。3Dプリントの詳細については単発の雑誌であるPrint Shiftをご覧ください。

デジタル・ファッションに関するDezeenの記事はこちらをご覧ください。

3Dプリントに関するDezeenの記事についてはこちらをご覧ください。


アリゾナの山にまたがるマンタのような外観の居住施設

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dezeen_batman_paradise_valley_by_Nick-Tsontakis_ss_5.jpg

アリゾナの建築家Nick Tsontakisは、山肌にまたがるマンタのような外観の住居の建築プランを発表した。

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House in Paradise Valley by Nick Tsontakis

この3,000万ドルの2階建ての建物は、アリゾナ州のマミー・マウンテンの頂上に設置するように、Nick Tsontakisによってデザインされた。

「建物の全体の形はマンタの姿を想像させるものの、これは特に意図したものではなく、風の影響を考慮した結果、まるで山の頂上を泳ぐような形になったのです。」と、 TsontakisはDezeenに語った。「私は建物のデザインを、シンプルで印象深いものにしたかったのです。オーガニックで、ソフトで、そして住みやすいように。」

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House in Paradise Valley by Nick Tsontakis

Tsontakisは、北側にはスコッツデールのマクダウェル・マウンテン、南側にはキャメルバック・マウンテンとフェニックスのダウンタウンの街灯りといった、双方の景観を臨む事ができるというコンセプトを持っていた、とDezeenに語った。

いくつかの地域のガイドラインによって、そのデザインの規模は縮小されたとデザイナーは言った。「建物の中心部が山の頂上の高さを超えることはできず、全ての設計図には、建物が侵入できない山頂からの20度の線を引かなければいけませんでした。」と、彼は説明した。

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House in Paradise Valley by Nick Tsontakis

完成したプランでは、設備の中に6室のベッドルームと8個のバスルームが含まれ、眺望デッキからパラダイス・バレーを見渡す景観が売りとなる。

10台の車を収容できるガレージは頂上寄りに設置され、坂道からアクセスされるようになる。同じ高さの場所にエントリーホールと、2室のベッドルームを持つ、左右2対のウイング状のゲストルームが配置される。

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House in Paradise Valley by Nick Tsontakis

階段とエレベーターが、中心となる北側のウイング部と南側の大きなリビングエリアを収容する、メインの階層まで下り降りる。

「2つのウイングは、北から南に掘ったトンネルで繋がれ、東側には2,000平方フィートのエンターテイメントホールが山肌に沿って設置されます」と、Tsontakisは付け加えた。

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House in Paradise Valley by Nick Tsontakis

この物件は現在、Russ Lyon Sotheby's International Realtyに登録され、2015年に完成予定だ。TsontakisはDezeenに「このプロジェクトはまだ着工していない」と語ったが、彼は「興味をもつ複数の関係団体」と対話を行っているところだ。

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House in Paradise Valley by Nick Tsontakis

山の上の建物をもっと見る。

住居の建築をもっと見る。

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House in Paradise Valley by Nick Tsontakis

画像レンダリング:Nick Tsontakis AIA Architecture and Interiors.

nendo が手掛けるカトラリーシリーズ Sekki

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  プロダクトニュース:デザインオフィスのnendoカトラリーシリーズを発表しました。そのデザインはまるで先史時代の道具のように石を削って作られたよう。

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Sekki cutlery by Nendo

Sekki と名付けられたこのシリーズは、金属加工を手掛ける小林工業と nendo のコラボレーションによって生まれました。

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Sekki cutlery by Nendo

「小林工業は現代日本のカトラリー業界の発祥地・新潟県燕市にある金属加工会社です」とnendo は語っています。

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Sekki cutlery by Nendo

「この会社は近代日本元年とも言える1868年に創業されました。そして研磨も含めた金属製造技術能力を高く評価されています」

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Sekki cutlery by Nendo

この3点セットはこの会社の専門技術を広く見てもらうことを意図したもので、湾曲した形は石器時代の道具を彷彿とさせます。

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Sekki cutlery by Nendo

「この荒削りで標準的とは言えないフォルムは機械で形作るのが難しいので、小林工業は職人の感性と技術、そして手作業の技術に頼りました」とデザイナーは解説しています。

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Sekki cutlery by Nendo

くぼんだ形の表面はサンドブラスト加工が施されたマット仕上げ、反対側の表面は磨き上げられた鏡面仕上げになっていて、削り取られた部分の印象を強調しています。

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Sekki cutlery by Nendo

「カトラリーの厚みや重みも石を思い起こさせます」とデザイナーは付け加えています。

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Sekki cutlery by Nendo

「私たちは通常の物を使う代わりに金属板を7回プレスして、カトラリーの後ろ側を平らにすることで、石の塊から削り出された石器との関係性をさらに深めました」

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dezeen_Sekki cutlery by Nendo 11

このカトラリーシリーズは10月22日より西武デパートで発売予定。

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dezeen_Sekki cutlery by Nendo 12

これまでDezeenで紹介した原始的なキッチン用品デザインには、石器時代の道具にヒントを得た2本セットのセラミックのクッキングナイフや、古代の人類が使用した道具を参考にしたステンレスのクッキングナイフなどがあります。

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Sekki cutlery by Nendo

Dezeenの原始的デザイントップ10はこちら
カトラリーのデザインはこちら
nendo の手掛けたデザインはこちらからご覧頂けます。

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Sekki cutlery by Nendo

写真撮影:岩崎寛

砂山を特徴としたデザイン・マイアミのパビリオン

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dezeen_design-miami-pavilion-by-Formlessfinder_1_784.jpg

12月に行われるデザイン・マイアミ コレクターズフェアのパビリオンの入り口は砂の山にアルミニウムの天井が乗っている構成になっています。

ニューヨークのスタジオ・Formlessfinderによりデザインされた仮説パビリオンはマイアミビーチで毎年行われるデザイン・マイアミフェアに訪れる50,000人の交流と遊びを促すスペースとして認識されています。

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Design Miami Pavilion by Formlessfinder

「私たちが作りたいものは人々が参加したがるものです。」とスタジオを仲間の建築士であるJulian Roseと共同に作り上げた建築士のGarrett Ricciardiは述べました。2人は訪れた人に砂にもたれかかり、変化することを期待しています。

コンセプトは市の特徴―砂が豊富にあり、ビーチと同じくらい建物があり、片持ちの屋根というトレンドがあるーの2つに対応して開発したと述べています。

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Design Miami Pavilion by Formlessfinder

「Formlessfinderのパビリオンは、どこにでもあり問題のある砂を取り上げ、利用しています。」とフェアの主催者は述べています。「砂はマイアミにあるどこの建築プロジェクトでも非常に不安定なものです。このプロジェクトでは構造を安定させる要素となっています」

保持壁はパビリオンと分かれ、分離して砂の丘を座る場所から離し、圧延{あつえん}アルミのベンチを備え付けました。

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Design Miami Pavilion by Formlessfinder

配置図―クリックしてイメージを拡大

砂はまた訪れる人たちが心地よい環境になるよう、内部のスペースに冷たい空気を運んできます。デザイン・マイアミは2008年から毎年新しい入り口のパビリオンを委託しています。昨年度は空気注入式のソーセージが集まったもので2011年はDavid Adjayeが創った木製の空になった腹部があります。

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Design Miami Pavilion by Formlessfinder

配置図―クリックしてイメージを拡大

砂を使った興味深いプロジェクトは他に冷却ユニットとしてのコンセプトケープタウンの手ごろな値段の住宅があります。

砂を特徴としたDezeenの記事はこちらをご覧ください。

デザイン・マイアミからの詳細な情報は以下の通りです:

ニューヨークを基盤とした建築的実践のFormlessfinder、デザイン・マイアミの2013年委託でパビリオンをデザイン

毎年12月、デザイン・マイアミはキャリア初期の建築士にこのフェアのエントランスの環境デザインを年二回のデザイン委託プログラムの一部として依頼しています。

既にある砂とアルミニウムを多くあるものを予期しない形で利用することとしたFormlessfinderのTent Pileパビリオンは日陰、席、冷たい空気、市民が楽しむスペースを提供しています。パビリオンはびっくりするようなアルミの天井がゆるい砂のピラミッドの頂上に魔法のようにバランスを取っている形で現れます。圧延アルミのベンチは日陰に休憩スペースを与えます。その場所で訪れた人が、構造により自然に起きた風にあたることになります。

Formlessfinderはこの建物を「形の無い」建築物の方法のひとつと表現しています。このスタジオではアイデアの幅を拡大させ、物質を考慮し、建設技術と使用する人の相互作用が最終的な建物の形以上に重きを置きました。「Formは大体において建築についての初期設定のレンズとなっています。機能や構造のようなことについて話しているときですら、議論の基本となる正式な考えがあります。私たちは形式を変えるようにし、他にある建築の質を探求できるようにしています。例えば新しい方法での体験スペースや革新的な方法を使った物質などです。」と2010年にGarrett Ricciardi と共に方法を設立したJulian Roseは述べています。2人はその方法を「ファインダー」と言及しています。理由は多角的なアウトプットであり、研究プロジェクトや近刊書を含んでいます。しかし、この仕事に劇場的側面が重要である一方、Formlessfinderはいまだに物理的な構成を中心として創作しています。

Formlessfinderの新しいプロジェクトに対するアプローチは地形の特徴に関する興味と利用可能で適切な物質を使用し、ある意味再利用を認めています。デザイン・マイアミ/2013のTent Pileにとっての研究アイディアにおいて、RoseとRicciardiは最終的にマイアミによく起こる2つの現象に焦点を置きました。最初はこの地域のどこにでもある砂です。この金の粒子はビーチで目にすることができ、市内や市外においてもどの建物の下にある基礎となる場所にもあります。マイアミにあるどのような種類の建物も砂の層にある緩みや動きを考慮に入れなければ、最終的に建物が浮かんでしまうことになります。2番目には、この土地特有の建築です。屋内と屋外との混合スペースと、それに続く座席、片持ちの屋根が象徴するような、ある意味熱帯地方の戦後におけるモダニズムで際立っています。屋根と屋根に続く座席をデザインするために建築士はサポートとしてAlcoa発電所と第三世代のアルミを作成するNeal Feayに協力を求めました。どちらも屋根の冒険的なデザインを束にまとめ、未加工のアルミニウムを使って行いました。

Formlessfinderのパビリオンはどの場所でも問題になる砂を使い、欠点を逆手に取っています。砂はマイアミの建設プロジェクトのどこでもあり、安定を非常に損ないますが、ここでは構造を安定させるものとなっています。片持ち梁のため出土した基礎の代わりに軽いアルミニウムを停泊させ、また廃棄物がゼロ物質であり、パビリオンの後で再利用が可能です。

擁壁は砂のピラミッドを半分にスライスして表し、このフェアの入り口の前で、すぐに

より注文通りのスペースに作っています。様々なサイズのベンチ座席は大きなアルミニウム板により作られ、簡単な木製の基礎で固定しています。物質が使われる加工する前の自然さを全面に出しています。500トンの砂のピラミッドをアレンジし、温度を下げる効果を持たせています。金属の羽が擁壁を通じて砂に風を送り、涼しい温度が座席に送られます。そして簡単な羽で壁から風が巻き上がり、新鮮な空気を作ります。

このパビリオンはこのフェアに毎年訪れる50,000人以上の人たちの避難所となり、同時に市のサウス・ビーチ近郊の滞在地にもなります。意図としては実践的な避難所の要求と若者の考えを使った建築的なアイデアの素晴らしい想像を結合することを公共的な意図としています。

FormlessfinderのTent Pileはマイアミ特有の物質と美しさを組こんだだけではなく、この都市の立地にも組み込んでいます。砂のピラミッドで座って遊ぶことができ、涼しくする羽に近づき、調べ、楽しむことができます。「私たちが作りたかったのは、人々が参加したがるようなものです。」とRicciardiは述べました。そして結果として賞賛するのと同様に構造を所有し探求するようにデザインしました。

スーパーマーケットチェーンの Asda が 3D 印刷サービスを開始

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Asda supermarket launches 3D printing service

Asda 3D スキャン&プリントサービスを店頭で提供する英国初のスーパーマーケットになります。顧客は自分の持ち物や自分自身の姿をスキャンして取り込み、縮尺模型を印刷することができます。

火曜日からヨークにある Asda の店舗に来店した人は、車の大きさまでの物体をスキャンして 20 センチの模型を作ることができるようになります。Asdaは、殆どの顧客は自分自身のフィギュアを注文するだろうと予測しています。

手持ちのスキャナーを使ったスキャンに掛かる時間は2分間で、デジタルファイルは外部で印刷され1週間後には仕上がります。価格は40ポンドからで、模型の色は白、青銅色、またはフルカラーで印刷することができます。

このサービスはWalmartの子会社であるヨークの店舗で試験的に実施されます。

印刷とパッケージを扱う企業のUPS Store は8月に店頭での3D印刷サービスを開始し、アメリカ初の主要3D印刷小売業者となりました。

一方、Microsoft は MakerBot と提携し、オフィスサプライチェーンの Staples は 3D Systems とタッグを組み、消費者市場向けのデスクトップ 3D プリンターを店頭販売しようとしています。

日本のクリエイティブ・ラボ PARTY は、昨年東京で 3D 印刷写真館を期間限定で開館し、MakerBot は昨年 11 月にニューヨークの店舗で顧客の顔の 3D 模型を印刷する写真ブースを発表しました。

Dezeenでは今年初め、PrintShift 誌の積層造形に関する企画の一端としてスタッフをスキャンして 3D 印刷しました。

3D 印刷に関するこの他のニュースはこちらからご覧いただけます» 

吉岡 徳仁によるクモの糸

日本のデザイナー、吉岡 徳仁によるインスタレーションにおいて、椅子の形をした細い糸でミネラルの結晶が育っています。

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Spiders Thread by Tokujin Yoshioka

吉岡 徳仁は椅子でできたクモの糸の彫刻をたった7本のフィラメントで作りました。フィラメントの中には枠があり溶解したミネラルの溜まり場所となっていました。

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Spiders Thread by Tokujin Yoshioka

溶解物は糸として形成され、徐々に周囲に結晶の形を作り、家具の形を具体化していきます。

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Spiders Thread by Tokujin Yoshioka

このプロジェクトは吉岡の初期にある結晶の椅子、Venus chair,を発展させたもので、結晶がスポンジのような基質{きしつ}で成長していました。

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Spiders Thread by Tokujin Yoshioka

「クモの糸は自然の水晶の構造を進歩した形であてはめ、より自然の形に近づいた制作をすることを目的としています。」と吉岡は述べています。

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Spiders Thread by Tokujin Yoshioka

デザイナーは、この反復は日本の小説家、芥川龍之介の伝統的な話を参考にしていると述べています。「お釈迦様が極楽の蜘蛛の糸を取り、地獄まで糸をたらしました。それで罪人は地獄から天国に上ることができるのです」このように吉岡は説明しています。「この話では蜘蛛の糸はかすかな希望と脆さのシンポルなのです」

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Spiders Thread by Tokujin Yoshioka

この作品は東京都現代美術館における吉岡 徳仁-クリスタライズという単独の展示会で2014年1月14日まで展示されています。

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Spiders Thread by Tokujin Yoshioka

異なる3つの水晶の椅子が異なった成長過程が展示されています。

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Spiders Thread by Tokujin Yoshioka

吉岡はめったにないデザインをすることで有名です。過去の作品にはクリスタルカットのガラスに似せた透明なプラスチックの家具シースルーのストラップがついた時計タンクに入った舞い上がる羽があります。

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Spiders Thread by Tokujin Yoshioka

Dezeenによる吉岡 徳仁のデザイン記事はこちらをご覧ください。

Dezeenによる椅子の記事はこちらをご覧ください。 

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Spiders Thread by Tokujin Yoshioka

竹内 茂一郎による、COMMOCのテーブル「Tricom」

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日本人デザイナー竹内 茂一郎による、このガラス製のテーブルは、一本のスチール製のパイプで作られた脚の上に乗っている。

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Tricom by Shigeichiro Takeuchi for COMMOC

竹内 茂一郎の「Tricom」と名付けられたテーブルは、家具・プロダクトブランドCOMMOCの2013年のコレクションの一部である。

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Tricom by Shigeichiro Takeuchi for COMMOC

このカフェテーブルは、透明な円形のガラストップと、一本のパウダーコーティングされたスチールパイプで構成されている。それは、ガラストップまたはフロアに接する箇所で曲げられて、一筆書きのように3つの支点を形成している。

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Tricom by Shigeichiro Takeuchi for COMMOC

Tricomという名前は、3つの支点を表すTRI(3つ)と、メーカーであるCOMMOCの最初の3文字COMをとって付けられた。脚の部分はブラック、グリーン、ホワイトの3色が用意されている。

Dezeenで紹介した他のガラス製テーブルには、3つの円形のトップをもつ1台のテーブルや、カラーのガラス板を用いたモザイク状のテーブル等がある。

他のテーブルデザインを見る
他の家具デザインを見る

Karina Wiciak によるPracownia

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dezeen_Pracownia-by-Karina-Wiciak_ss_2.jpg

絵具が飛び散った天井を巨大な絵筆が支えています。このコンセプト・レストランを手掛けたのはポーランド人デザイナーのKarina Wiciak。

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Pracownia by Karina Wiciak

デザイン事務所 Wamhouse のデザイナー Wiciak は、それぞれ異なるテーマを持つ12のバー&レストラン設計プロジェクトの10番目として、このファンタジックなインテリアを製作しました。

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Pracownia by Karina Wiciak

Pracownia というタイトルはポーランド語で「ワークショップ」を意味し、このデザインは画家のアトリエをモデルにしたもの。壁や床や天井、家具は飛び散った絵具でペイントされています。

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Pracownia by Karina Wiciak

特徴的な形の柱は特大の絵筆のようで、テーブルのガラスの天板とペンダントライトはバレットのような形をしています。

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Pracownia by Karina Wiciak

テーブルの土台や照明、イスはバケツの形をしていて、ラウンジチェアは逆さまの大きなバケツ、バーのスツールは小さなバケツを使って作られています。バケツはトイレの便器にも使用されています。

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Pracownia by Karina Wiciak

このシリーズで Wiciak は、床や壁などに太い黒い糸のステッチが付いたように見える内装肉解体処理場にヒントを得たインテリアなどをデザインしています。

以下はデザイナーからの追加情報です:

Pracownia は「コレクションXII」プロジェクトの11番目の作品で、デザインはすべてKarina Wiciak が手がけました。

画家のアトリエを少し模倣したデザインとなっているため、このレストランは「Pracownia」(ポーランド語で「ワークショップ」の意)と呼ばれています。最も特徴的なインテリアはカラフルなインクのシミで、「Papiernia」のインテリアは床から家具、天井にいたるまで、ほぼ全て絵具が飛び散っています。ポップアート的な若者のインテリアではなく、モダンでエレガントなレストランを目指したものです。

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Pracownia by Karina Wiciak

他のデザイン要素も絵画アトリエというテーマに合ったものになっています。形が特徴的な柱は絵筆によく似ています。ガラスのペンダントランプとテーブルの天板はパレットの形をしています。

バケツ(もちろんペンキの缶)はテーブルやイス、ペンダントランプのデザインに生きています。(テーブルの上のバケツから突き出している)筆の先は、ロウソクやテーブルランプの代わりとして利用されています。

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Pracownia by Karina Wiciak

すべてのインテリアが画家のアトリエのようなデザインになっていて、トイレも例外ではありません。そのためコンパクトなトイレの便器とシンクのデザインもバケツの形で、カウンタートップと鏡は大きなイーゼルの上にあります。


クライン ダイサム アーキテクツによるYou Tube Space Tokyo

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東京を基盤にしたクライン ダイサム アーキテクツは日本の首都にYou Tubeの新しい制作スタジオの壁の装飾にYou Tubeロゴであるテレビの形をしたアイコンを使いました。

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YouTube Space Tokyo by Klein Dytham Architecture

建築家のマーク・ダイサムとアストリッド・クラインは赤いロゴを使いラッカーを塗ったセラミックで再現し、受付の壁に張りつけました。このタイルはラウンジからキッチンに続き、徐々に色が薄まりピンク色、白になります。

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YouTube Space Tokyo by Klein Dytham Architecture

私たちがインターネット上に残し、サーフィンしている兆単位の動画のすべてをはっきりとブランド設定しています」とダイサムはDezeenに述べました。「効力がある方法だと思います。雑誌のタイムは世界中のYouTubeに関する記事に壁を使っていますから!」

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YouTube Space Tokyo by Klein Dytham Architecture

場所によってはこの形はまた木製でボックス状の棚が使われています。一方。いたるところに壁には白と黒の写真の枠組みがあります。

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YouTube Space Tokyo by Klein Dytham Architecture

KPF(コーン・ペダーセン・フォックス)がデザインした六本木ヒルズ森タワーに位置するYou Tube Space Tokyoはロンドン・ロスアンゼルスに続くコンテンツ制作施設です。この中には撮影スタジオ、編集ルーム、トレーニングルーム、ラウンジがあります。

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YouTube Space Tokyo by Klein Dytham Architecture

メインスタジオは大きな窓の前に配置し、摩天楼が撮影の背景として使えるようになっています。他の特徴としては分割スペースとして長いカーテンが使えること、異なった体制に変更できるモジュール式のソファーがあります。

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YouTube Space Tokyo by Klein Dytham Architecture

ダイサムは最大の挑戦は通常の事務所で使う天井の高さをスタジオの照明に調整することであると説明しました。「平面図にあるスタジオの位置でエアコンの導管を最小にして、通常の階高でできるようにしました。」とダイサムは説明しました。

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YouTube Space Tokyo by Klein Dytham Architecture

クライン ダイサム アーキテクツは最近、東京の書店を完成させました。YouTube Spaceのように、ブランドのロゴを壁の模様として使いました。ダイサムはWorld Architecture FestivalにおいてDezeenが収録したインタビューでこのプロジェクトについて説明しています。

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YouTube Space Tokyo by Klein Dytham Architecture

Dezeenのクライン・ダイサムによる建築はこちらをご覧ください。

Dezeenの東京における新しい記事は
こちらをご覧ください。

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YouTube Space Tokyo by Klein Dytham Architecture

クライン ダイサム アーキテクツからの詳細は以下の通りです:

クライン ダイサム アーキテクツによるYouTube Space Tokyo

クライン ダイサム アーキテクツ(KDa)のプロジェクト原点は寛大さを持って世界的に行動することです。YouTube Space Tokyoは、アジアにおける最先端のビデオ制作のために使用するために設備を無料で提供しています。スタジオ、制作に関する用具、トレーニングルーム、ラウンジがあります。YouTubeでは東京の他にもロンドンとロサンゼルスに類似の施設を作っています。YouTubeの目的はある種の「共同制作施設」を作り、エネルギーのある制作者のビデオが完全にプロのレベルにまで高める助けとなるよう、トレーニングと制作双方のサポートを提供していくことです。

KDaのユニークな内装プロジェクトは東京中心部の六本木ヒルズ森タワー高層階にあります。訪れる人は入口で見た目に印象的なYouTubeのアイコンでもあるロゴを使った赤いパネルの壁に出会います。ロゴは3次元化し、軽いセラミックを鋳造し、ラッカーを塗りました。東洋の訪問者に施設に案内していくうち、ロゴは受付の明るい赤色からラウンジではピンク色に薄まり、カフェ・キッチンのある場所では白になります。

このKDaがアレンジした制作スタジオの周囲には、音声レコーディングスペース、グリーンスクリーンスタジオ、コントロールルーム、編集ルーム、メイクルーム、控え室、VIPスペース、カフェテリア、セミナーやソフトウェアを学ぶための大きなトレーニングルームがあります。スタジオだけではなく、すべてのスペースは撮影可能です。壁の表面、カーペットの色調、天井の形状は多岐に渡り、様々な種類のセッティングができるようにしています。ある壁は「殿堂」としてトップクラスのプロデューサーのイメージを表しています。非常に長いカーテンは、日本の著名なメーカーNunoで作られ、内部を蛇行して空間を自由自在に分けることができるようにしています。特注デザインのソファーは様々な体制(パネルディスカッション、インタビューなど)に配置できるようになっています。このスペースはまたアイコンである東京タワーを含む摩天楼を最大限に使えるようにアレンジし、撮影の背景として使えるようにしています。

このプロジェクトの注目すべきところは総てが配備されたプロダクションスタジオが通常の事務所があるところに圧縮しているところです。以前はプロダクションスタジオは高温の照明リグがパフォーマンスをしている人を文字通り調理してしまうことを防ぐために高い天井が必要でした。しかし現代のLED照明は低温であり、高層ビルの事務所で提供されているスペースでも使用可能になります。それでもKDaはまた多くの挑戦を克服する必要がありました。このフロアの場所においてスタジオを注意深く設置して導線を比較的無くすことによりより高い天井の高さを持つことができました。

エリック・カレンビークによる菌糸体の椅子、生きている菌類と3Dプリントが同居

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Mycelium-Chair-by-Eric-Klarenbeek-scale-model-dezeen.jpg

Dutch Design Week 2013:デザイナーのエリック・カレンビークは生きている菌類を使って3Dプリントをした椅子を作りました、この椅子の中で成長し、強度を与えていきます。

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Mycelium Chair by Eric Klarenbeek

この椅子はヴァーヘニンゲン大学の科学者とカレンビークとの共同作業の結果です。大学は生命体に印刷をする新しい方法を開発しました。「私たちの主たる目的は、自然と機械が一緒になり、どのような物にも使える新しい物質を創りだすことです。」とカレンビークはDezeenに述べました。

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Samples for Mycelium Chair by Eric Klarenbeek

研究サンプル

結果、カレンビークは新しい物質は将来どのようなものにも使うことができると信じています。「テーブルにもなり得るし、全体のインテリアや住宅にもなり得ます。」と述べました。「これで住宅を建てることもできます」

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Segment of 3D-printed Mycelium Chair by Eric Klarenbeek

バイオプラスチックの貝でできた3Dプリントの一部分

今週、アイントホーフェンでのDutch Design Weekで展示される菌糸体の椅子は水と粉に加工した藁、菌糸体を混ぜてプリントしています。菌糸体が地下に生息する菌類の糸のような役割を果たします。

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Segment of 3D-printed Mycelium Chair by Eric Klarenbeek

藁を基盤とした3Dプリントの一部分

菌糸体は構成物の中で成長し、水を取り替えて固体を創りあげます。しかし非常に軽い物質となります。きのこが表面に生えてきて、カレンビークがその場所を乾燥させ、成長を食い止めます。

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Scale model of 3D-printed Mycelium Chair by Eric Klarenbeek

縮尺図

「乾燥させたとき、きのこにより藁が接着します。」カレンビークはこのように述べています。「強く、頑丈な物質になり、本当に軽く、耐久性があります」

プリントをしたバイオプラスチックの薄い層は成長している菌糸体を含む椅子の構造をカバーしています。藁はこのプロジェクトで使用されているタモギタケが藁で成長しやすいために使用しました。

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Scale model of 3D-printed Mycelium Chair by Eric Klarenbeek

縮尺図

「きのこは単なる装飾的な要素です。」とカレンビークは述べています。それできのこが出てきている写真を撮影しました。主な目的は機械と自然を一緒にし、どのようなものも作ることができることです」

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3D-printing straw substrate for Mycelium Chair by Eric Klarenbeek

3Dプリントをした藁の物質

「この椅子はまさに3Dの技術を使ってできることの隠喩になります。生体物をプリントし、成長させます。テーブルにもなり得ますし、インテリア全体、あるいは住宅にもなります。これで住宅を建設できるのです」

カレンビークからの説明は以下の通りです:

エリック・カレンビークのスタジオ、最新作は菌糸体の椅子で、生きている物質と合わせて3Dプリント。

デザイナーのエリック・カレンビークは予想もしない方法で物質を合わせることに関心を持っています。カレンビークは生体物の3Dプリント、例えば菌糸体、きのこ類の糸の様なネットワークについて調査しています。

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3D-printing straw for Mycelium Chair by Eric Klarenbeek

3Dプリントの藁

プリントする物質として実験的に原材料を使用しています。例えばきのこを育てる有機物とバイオプラスチックのようなものです。科学者と共同で作業し、カレンビークは藁をバイオプラスチックで薄く包んだ椅子をプリントしました。

成長したら、人が座るのに十分な強度になります。椅子は物質と作成方法で何ができるのかを隠喩したものになります。

Thanks to: CNC Exotic Mushrooms, Wageningen UR ⋅ Plant Breeding ⋅ Mushroom Research Group, Beelden op de Berg

designjunction「従来のトレード・ショーの型を破る」

ショー・ディレクターのデボラ・スペンサーとクリエイティブ・ディレクターのマイケル・ソドーはdesignjunction 2013のハイライトに連れて行ってくれました。この動画でDezeenはLondon Design Festivalの期間中収録していました。

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designjunction 2013

designjunctionは2013年9月18日から22日の期間、ロンドンのNew Oxford Streetにある元郵便区分所のある産業ビルで行われました。

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Deborah Spencer, designjunction show director

designjunctionのshow director、デボラ・スペンサー

「私たちは既存のトレード・ショーの型を破ったと感じています。」とスペンサーは述べています。「私たちはロンドン中央の心臓部にある、ここ10数年放置されていた建物にいます。本当に興味深い背景で、より面白い光でデザインを展示します」

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designjunction 2013

3階に渡り、designjunctionは多くの家具や照明製品を展示しています。デザインはイギリスや海外でブランドを立ち上げた若きデザイナーたちです。

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designjunction 2013

動画で私たちは出展者に話しかけています。ロンドンのデザイナー、Paul Cocksedge―彼はヴィンテージのスピーカーを通して音楽をワイヤレスで演奏するVampの道具を立ち上げました。スイスのスタジオ、Claesson Koivisto Runeのエーロ・コイビストー彼は新しい籐のランプを展示しています。また、イタリア家具ブランドの モローゾの パトリツィア・モローゾはVIPラウンジのために家具を提供しました。

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designjunction 2013

このショーではまた、ポップアップ・ストア、バー、レストランが同じようにその場で作られるのを特徴としています。

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Michael Sodeau, designjunction design director

マイケル・ソドー、designjunctionデザイン・ディレクター

「私は展示している方々と訪れる方々に1日中ここで過ごせるようにしたいのです」とこのショーのクリエイティブ・ディレクターのマイケル・ソドーは説明しています。「アイディアとしては建物の中にリズムを創りあげることでした。そうすると全く異なる地区のようになります」

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designjunction 2013

「1回では、ポップアップ・ストアと屋台があります。それから2階に上がると多くの展示があり、少しばかり多くの空間があります。3階ではブランドやより高級なレストランやバーがあります」

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designjunction 2013

スペンサーはこのショーでの個人的な見所は、1階にあるFlash Factoriesのスペースだと述べています。このスペースの特徴は多くの制作技術を実演しているところです。3Dプリントとイギリスの製造メーカーであるBrooksによる、コンピュータ制御の工程まで実演しています。

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designjunction 2013

「手工芸作成と未来のデジタル技術間のはっきりとした対比を得ました」と述べています。

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designjunction 2013

今年取り上げているのは2階にある照明部門でlightjunctionと呼ばれています。

「イギリスで長い間見られなかった国際ブランドの主催者を呼び寄せました。」とスペンサーは説明しています。

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designjunction 2013

更に「その上には本当に素晴らしいレストランがあります。ですからジェイミー・オリヴァーのBarbecoaと1階にはソーダストリームのバーがあり、無料でドリンクを提供しています。

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designjunction 2013

スウェーデンのショッピングセンターの急カーブしたエントランス 「人々を中に引きこむ」と建築家が語る

スウェーデンの建築会社WingårdhsのJoakim Lythは、自分たちがこの明るい色のカーブしたガラスをどのように使ってEmporiaショッピングセンターに人々を引き込もうとしているのかをInside Festivalでの特別インタビュー動画で語っています。

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Emporia shopping centre in Malmo by Wingardh Arkitetkontor

今年のInside Festivalのショッピングセンター部門で優勝したEmporiaは、スウェーデンMalmöの街の南にあるショッピングセンターです。

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Emporia shopping centre in Malmo by Wingardh Arkitetkontor

明るい色のカーブしたガラス(一方は琥珀色、もう一方は青)で出来た大きく広く開いた2つのエントランスが特徴です。

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Emporia shopping centre in Malmo by Wingardh Arkitetkontor

「2つのエントランスは人々をショッピングセンターへと誘います。エントランスは2つのカーブしたガラス(構造)で出来ています。エントランスが人々をショッピングセンターの中へと引き込まなくてはならないのです」とLythは言います。

建物全体が色の付いたガラス張りで、ショッピングセンターの8の字のフロアを行きかう顧客たちをガラスが導いています。

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Emporia shopping centre in Malmo by Wingardh Arkitetkontor

「建物の全体に色付きのガラスが使用されていて、エリアごとに違った色が使われています」とLythは説明しています。「ショッピングセンターの問題の一つは、だいたい道が分かりにくいということです。ですから、エリアごとに強い色を使って強力な雰囲気と独自性を作り出すことは、合理的なアイデアのように思えました」

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Emporia shopping centre in Malmo by Wingardh Arkitetkontor

彼はさらに次のようにも語っています。「8の字はショッピングセンターではよく見られる形状です。カーブ形をしていると、次の角の後ろに何が隠れているのか少し見えるのです」

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Emporia shopping centre in Malmo by Wingardh Arkitetkontor

ショッピングセンターの上の階には居住棟とオフィス棟、さらに最上階には誰もが入れる屋上庭園があります。

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Emporia shopping centre in Malmo by Wingardh Arkitetkontor

「自治体は、ショッピングセンターを建てたことで私たちが奪った緑を返還すべきだと要求しました」とLythは言います。「屋根には商業的価値が無いので、みんながリラックスできる場所になっています」

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Emporia shopping centre in Malmo by Wingardh Arkitetkontor

プロジェクト全体が完成するまでに5年の歳月がかかりました。Emporiaの規模を持つショッピングセンターがMalmö に作れるようになったのは、2000年にスウェーデンとデンマークをつなぐÖresund 橋が出来てからだとLythは言います。

「EmporiaはMalmöの街の一画を形成しています。ここはコペンハーゲン市街よりもコペンハーゲン空港に近い場所です。この地域にとっては大きな変化でした。ショッピングセンターが出来たお陰で、新たに多くの施設が作られるようになりました」と彼は語っています。

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Emporia shopping centre in Malmo by Wingardh Arkitetkontor

この地区には多数のショッピングセンターがありますが、LythはEmporiaが際立っていると信じています。

「この建物はかなりうまく役割を果たしています。みんなこの独特の雰囲気が本当に気に入っているのだと思います。普通のショッピングセンターとはちょっと違っていますから」と彼は言います。

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Joakim Lyth of Wingardh Arkitektkontor

Wingårdh Arkitektkontor の Joakim Lyth

Inside Festival 2013 は10月2日から4日までシンガポールのマリーナ・ベイ・サンズで開催されました。次回のInside Festival は同じ場所で2014年10月1日から3日まで開催予定。賞への応募は2014年の2月から6月まで。

ザハ・ハディド 2022年カタールW杯スタジアムの設計を公開

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Qatar-2022-World-Cup-by-Zaha-Hadid_dezeen_ss_1.jpg

ザハ・ハディド・アーキテクトは、2022年のカタールFIFAワールドカップの試合会場となる複数の新スタジアムのうち1つの設計を公開しました。

国際的サッカートーナメントを冬へと移行させようとする努力をよそに、ザハ・ハディド・アーキテクトは建設・エンジニアリング企業のAECOMと協力し、カタールの暑い夏の気候でも使用できる4万人収容の会場を設計しています。

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Zaha Hadid unveils design for Qatar 2022 World Cup stadium

スタジアムはアル・ワクラに位置しており、ここはトーナメントの最南端の会場となります。このスタジアムはカタールの街に建設が予定されている最大9つのスタジアムの1つ目となり、来年には5つのスタジアムの整備が始まる予定です。

プロジェクト・ディレクターのJim Heverin氏によると、スタジアムの形状はダウ船のカーブした形を元にしたものになるといいます。ダウ船はアラブの漁船で、この街の港で良く見られるものです。

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Zaha Hadid unveils design for Qatar 2022 World Cup stadium

この形状からカーブした屋根が生まれ、50℃を超す気温をもたらす強烈な砂漠の日差しから選手と観客の双方を守る構造となります。

気温を30℃以下に抑えるため、建築家はパッシブ設計の原理と機械による空調を組み合わせる計画もしています。

トーナメント開催中会場には4万人の観客の収容が可能ですが、ワールドカップ終了後は席数が2万席に縮小されます。余った座席は撤去され、途上国へと輸送されます。

ザハ・ハディドは現在、2020年東京オリンピックのスタジアムにも着手していますが、大き過ぎるとして日本の建築家から非難を浴びています

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Zaha Hadid unveils design for Qatar 2022 World Cup stadium

Reality Lab.吉岡徳仁によるIssey Miyakeのブティック

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Reality-Lab.-Issey-Miyake-by-Tokujin-Yoshioka_dezeen_ss_34.jpg

東京にあるブティックで洋服が注意深くバランスを取ったテーブルにディスプレイされています。ファッションブランドの Issey Miyake のために 吉岡徳仁によりデザインされました。

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Reality Lab. Issey Miyake by Tokujin Yoshioka

日本のデザイナー、吉岡徳仁はショッピングのアイディアを研究室で表現したいと思い、 Issey Miyake Reality Labをデザインしました。臨床的なテーマとなっている内装はブルーとグリーンの色区分で分かれています。

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Reality Lab. Issey Miyake by Tokujin Yoshioka

ハンガーレールは、はっきりと色付けをしたアルミニウムに隠れているのでハンガーに吊るされている洋服だけが見えることになります。

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Reality Lab. Issey Miyake by Tokujin Yoshioka

明るい円柱とディスプレイ用の棚が壁と床の明るい影と対比して際立っています。

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Reality Lab. Issey Miyake by Tokujin Yoshioka

打ちっぱなしのコンクリートの壁と梁が表にでており、ブルーとグリーンのトーンを分けています。

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Reality Lab. Issey Miyake by Tokujin Yoshioka

写真撮影:Masaya Yoshimura

「空間の中ではぐくんだ時の流れと融合するため、壁紙がはがれた感じの壁と未来的な色合いのアルミニウムの対比が歴史と未来の対比を表現しています。」と吉岡は述べています。

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Reality Lab. Issey Miyake by Tokujin Yoshioka

写真撮影:Masaya Yoshimura

この店舗は前面がガラス張りで、乱平面の階の間にある手摺を通して使われています。

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Reality Lab. Issey Miyake by Tokujin Yoshioka

吉岡のテーブルやスタンドのエレメンツ・コレクションは角度がついたスタンドにバランスが注意深く取られているのが現れ、洋服のアイテムをディスプレイするのに使われています。洋服の中には折りたたんで上に置いてあり、その他はハンガーに掛かっています。

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Reality Lab. Issey Miyake by Tokujin Yoshioka

Photograph by Masaya Yoshimura

このスペースは吉岡が2010年にデザインした店舗の延長で Issey Miyakeの折りたたんだ服の132 5コレクション.でした。これは2次元の幾何学的図形から折りたたみ、はっきりとした服にしています。

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Reality Lab. Issey Miyake by Tokujin Yoshioka

新しいスペースは月曜日にオープンし、三宅のIN-EI pleated ランプやBao Baoバッグ、また新たに始めた男性服のブランド、Homme Plisséも取り揃えています。

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Reality Lab. Issey Miyake by Tokujin Yoshioka

写真撮影:Masaya Yoshimura

このブランドは、日本のデザイナーに建築やインテリアのプロジェクトを依頼しています。吉岡と同様に、三宅は以前にもNendoへのディスプレイスペース作成や東京にある安藤忠雄に三宅一生財団の建物のデザインを依頼しています。

Marte.Marte Architects によるローマ遺跡にそびえる錆びたの鋼鉄の塔

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Roman-Villa-by-marte-marte-architekten_dezeen_ss_3.jpgのサムネール画像

この錆びた鋼鉄の塔はオーストラリアの建築事務所 Marte.Marte Architects の設計によるもの。オーストラリア西部の町郊外で発掘されたローマ遺跡を探す旅行者の役に立っています。

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Rusty steel tower by Marte.Marte Architects frames Roman ruins in Austria

Marte.Marte Architects の Stefan Marte はBrederisにある古代の交差点に建つ2つのローマ時代の邸宅の遺跡の間に建造物を造りました。もともとの建物の形跡はあまり残っていないため、新たなインスタレーションは地上の目印となっているだけです。

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Rusty steel tower by Marte.Marte Architects frames Roman ruins in Austria

「この発掘場所が離れた場所からも分かるように、塔のような彫刻を作りました」とMarte は Dezeen に語っています。

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Rusty steel tower by Marte.Marte Architects frames Roman ruins in Austria

高さ10mの塔は主にコルテン鋼で作られ、地上に近い部分はガラス張りの箇所があり中心部分は空洞なのが分かります。これによりやって来た人々は地下の遺跡を覗き込むことができます。

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Rusty steel tower by Marte.Marte Architects frames Roman ruins in Austria

「塔は拡大鏡のような働きをしていて、歴史とじっくり向き合うことができるのです」と建築家は語ります。Marte がこれまでに手掛けたプロジェクトには、荒削りのコンクリートの壁を持つ別荘ねじれたコンクリート橋などがあります。

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Rusty steel tower by Marte.Marte Architects frames Roman ruins in Austria

塔の片側にはフロアが続いていて、隣の壁にはローマ時代の品々のレプリカが展示されています。どちらもプリウェザード加工が施された鉄鉱を使って作られ、リベットで留められています。

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Rusty steel tower by Marte.Marte Architects frames Roman ruins in Austria

「自然な感じと純粋さからコルテン鋼を選びました。この広大に続く景色の表情豊かなランドマークとして理想的な素材なんです」と Marte は言います。

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Rusty steel tower by Marte.Marte Architects frames Roman ruins in Austria

 「ステンレススチールのリベットの質感がローマ時代の鎖の甲冑の複雑な形を連想させます。」

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Rusty steel tower by Marte.Marte Architects frames Roman ruins in Austria

遺跡の発掘中に掘り出された石は2つの邸宅の土台の上の背の低い壁に使われていたもので、壁がもともと建てられていた場所を示していました。

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Rusty steel tower by Marte.Marte Architects frames Roman ruins in Austria

写真撮影:Marc Lins

以下は Marte.Marte Architects によるプロジェクトの簡単な解説です。

Feldkirchのローマ時代の邸宅 2008

Brederisのローマ時代の邸宅の発掘場所は、この地域にローマ人集落があったという重要な歴史を物語っています。

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Rusty steel tower by Marte.Marte Architects frames Roman ruins in Austria

異なるタイプの2つの家の遺跡の土台の間に、歩いて中に入れる彫刻を作りました。円盤型の塔と台形の土台に沿って壁があるスペースは、さまざまな発掘物の展示場所となっています。

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Rusty steel tower by Marte.Marte Architects frames Roman ruins in Austria

全体にコルテン鋼を使用することで歴史的なオーラを持つこの場に溶け込み、自由形式の彫刻の効果を強調しています。そしてこの遺跡発掘現場をランドマークにするのに役立っています。

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Floor plan of Rusty steel tower by Marte.Marte Architects frames Roman ruins in Austria

平面図 - クリックして画像を拡大
クライアント:City of Rankweil
所在地: 6830 Rankweil-Brederis

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Rusty steel tower by Marte.Marte Architects frames Roman ruins in Austria

断面図 - クリックして画像を拡大

Architecture: Marte.Marte Architekten ZT GmbH, Weiler
Arch.DI Bernhard Marte
Arch.DI Stefan Marte
作品スペース: 42㎡

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Elevations of Rusty steel tower by Marte.Marte Architects frames Roman ruins in Austria

正面図 - クリックして画像を拡大


Studio Job、ランドローバー・ディフェンダーを「ごった煮のクルマ」に変換

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Automobile-Land-Rover-sculpture-by-Studio-Job_ss_5.jpg

アーティストのStudio Jobは、ランドローバー・ディフェンダーをカスタマイズに金色の角や舌、ステンドグラスの窓を足して象徴的な車の65周年を祝いました。

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Automobile Land Rover sculpture by Studio Job

写真撮影:Zero40(メイン画像も同)

Studio Jobは黒の四輪駆動車をぴかぴかする白に塗り、銅、木材、陶磁器、他の物質で飾りLand Roverのための車の彫刻を作りました。アーティストは「アフリカのシェルのためのパパモビル」と同等とみなしています。

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Automobile Land Rover sculpture by Studio Job

写真撮影:Zero40

「本当に手に負えませんでした。」とスタジオの創設者であるヨブ・スミーツは述べています。「黒い淑女のような車が私たちの工房に入ってきた瞬間、インスピレーションが次から次へと耳に流れ込んできました」

スタジオは車両の異なった使用に注目しました。王室の移動からアフリカの救急車まで、アイディアと開始地点のため、アドオンのためとしています。

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Automobile Land Rover sculpture by Studio Job

写真撮影:Zero40

「ディフェンダーは非常に感情的な要素が高いアイコンです」とスミーツは述べています。「アフリカでは救急車・タクシーや農機として使われる一方、甘やかされた女性が子供をホッケークラブに送るための四輪駆動車でもあります。消防車として使われ、英国女王お気に入りの自動車です。非常に多目的な自動車です」

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Automobile Land Rover sculpture by Studio Job

写真撮影:Zero40

スタジオではまた、以前行った作品からできた要素を取り付けました。風船やカットされているブロンズがありますが、これは2010 Victor & Rolf ファッションショーのための3D映像のために使ったRobber Baronの家具シリーズにある地球儀などがあります。

大きなブロンズでできたサイの角はボンネットに取り付け、舌がフロント・グリルから飛び出しています。旗のポールは前のバンパーに取り付け、消防署のライトは屋根の周りにある柵に配置しました。

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Automobile Land Rover sculpture by Studio Job

写真撮影:Zero40

車輪のうち3つは縁取りをワシントンDCにある国会議事堂の建物、バースデーケーキ、滑車の歯に取り替えました。あとの1つは木製のカート車輪に置き換えました。

内装はStudio Jobがデザインし、オランダの繊維ブランドであるViscoが作成したアフリカ式のプリントで布張りをし、ステンドグラスの窓は部族のマスクと熱帯の形を模様づけています。

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Automobile Land Rover sculpture by Studio Job

写真撮影:Zero40
衣服:Victor & Rolf

Studio Jobは当初デザインのイメージを発表する一方、今年初めでは作成中でした。現在完成し、作品はPAN Amsterdamギャラリーに12月1日まで展示されます。動画撮影はDave Hakkensです。

Studio Jobからの詳細な情報は以下の通りです:
ごった煮の車

Studio Jobとランドローバー ― 火花が飛ぶところです。ヨブ・スミーツとニンケ・テュナゲルは車の65周年を祝う特別版を考え出すという招待を受けました。結果は傑作であり、層になっている表面における全作品の概要となっています。

ランドローバー・ディフェンダーは65周年を迎えました。つまり長い間使われてきた長距離用の頑丈な車は、老齢とされる年齢に達したということです。この車の歴史とオーラを高めるため、Studio Jobはこの四輪駆動車を制御するよう求められました。素晴らしい車には素晴らしいビジョンが求められ、結局この場合はある程度のリスクを伴いました。結局、Studio Jobじゃ何を期待されているかは知らず、自らの方法でこの車の歌を作り、多くの人が遠くアフリカでの冒険を夢見るようにしました。最終的に、改装し、シンプルで人を引きつける車以上の作品となりました。結果は現実逃避や力の関係、何よりもStudio Jobの作業に問いかける彫刻です。

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Automobile Land Rover sculpture by Studio Job

部分的に完成した彫刻の詳細部分
写真撮影:Rahi Rezvani

「車をデザインするというのはデザイナーとして、ホテル再構築の機会を与えられたようなものです。このような重要な依頼は毎日来るものではありません」とStudio Jobをニンケ・テュナゲルと一緒に作成したヨブ・スミーツは述べました。「まず、デリフェンダーは非常に感情的な要素が強いアイコンです。アフリカでは救急車・タクシーや農機として使われる一方、甘やかされた女性が子供をホッケークラブに送るための四輪駆動車でもあります。消防車として使われ、英国女王お気に入りの自動車です。非常に多目的な自動車です。この黄金の運搬車を自らの方法でアプローチしようと思いました。恐らくこの1つの車からの角度ではなく、一般的な驚きの現象から来ているのです」

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Automobile Land Rover sculpture by Studio Job

部分的に完成した彫刻の詳細部分
写真撮影:Rahi Rezvani

これは抵抗の一部となっています。ランドローバーはある意味Studio Jobの「湯」に浸かったのです。手に負えないプロジェクトのように、ランドローバーは分析し、解釈し、からかい、祝福し、物語を詰め込み多くの物質で飾りました。機械は元々の場所にとどまっていますがこの車を運転するのは決して快適な経験ではありません。4つの車輪のうち一つは車輪で、もう一つは縁取りを国会議事堂のミニチュア版にしました。巨大なサイの角はボンネットの上に置いてある金色の男根のように見えます。ヘッドライトはキャンドルと取り替えて、暗闇ではほとんど見ることができません。座席はアフリカの富裕層のためだけ、特別に作っているブランドViscoにより作られたワックスプリントで布張りをしています。窓はステンドグラスで秘境の部族からの魔法のマスクを飾っています。

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Automobile Land Rover sculpture by Studio Job

部分的に完成した彫刻の詳細部分
写真撮影:Rahi Rezvani

「車の作り方を全く知らない人のように、私たちのアプローチは全く手に負えませんでした。」とヨブ・スミーツは述べています。「多くの要素が積み重なり続けています。この車は文字通り舌を出しています。実際にはならないものになろうとしています。偉大な作り物で、象徴的で、皮肉になっています。しかし権力と階層の構造もまた真実ではないでしょうか?この車は本当に発明になっています。恐らく他の人たちが見上げている価格のステータスシンボルがあります。デザイナーがコンセプトカーをデザインするよう依頼され、必要なアクセサリーをつけたスタイリッシュに見える外見を発明しました。それで私たちは車産業に焦点を当てています。私は主人が現代風の馬車に乗り、その前には運転手と後ろには様々な妻と子供がいるのを想像できます。アフリカのシェルのためのパパモビルは変わった形で個人向けにしました」

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Automobile Land Rover sculpture by Studio Job

部分的に完成した彫刻の詳細部分
写真撮影:Rahi Rezvani

これは完全に積み重ねられた、あるいは完全に失敗したプロジェクトと異なった解釈ができます。外見に対するパンフレットとして、あるいは聖なる牛への頌歌として、面白くない冗談として、はっきりとした反抗として解釈されます。しかし積み重なったアプローチとユーモアにより、最も魅力的なストーリー展開はStudio Jobそのものです。いくらカードを胸に近づけても、この作品は自分の作品のパロディーでもあります。はっきりとStudio Jobの作品の息づかいが感じられる詳細部分の他に、この作品はStudio Jobのヨブ・スミーツとニンケ・テュナゲルが近年使用した多くの独占的な物質と重要なテクニックのサンプルとなっています。4つの車輪の上にごった煮になっている語りとなっており、ブロンズ・木材・クリスタルや布地からステンドグラスにまで渡ります。Studio Jobは再度これらの物質の達人であることを示し、最も多岐に渡る形で表現しました。物質の力を知り、組み合わせ方を知ることで一つの作品において全く独特な方法を取っています。

ランドローバーの65周年を祝うのに完全な方法です!
Zero40(白塗りのディフェンダー)

写真撮影:R. Rezvani(2013年の3月、作成中の間のブラックのディフェンダー)
動画:D. Hakkens
洋服:Viktor & Rolf

聖歌隊のリハーサル中に撮影された、ジョン・ポーソンによるミニマル建築のサンモリッツ教会

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Moritzkirche_Hufton+Crow_008.jpgのサムネール画像

イギリス人写真家Hufton + Crowによる、この大きな写真のスライドショーは、建築家ジョン・ポーソンが手掛けた、ドイツのアウクスブルクにあるサンモリッツ教会でのミニマルな内装を紹介している。写真は、聖歌隊のリハーサル中に撮影された。

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John Pawson's minimal St Moritz Church photographed during a choir rehearsal

イギリスの建築事務所John Pawson Architectsは、薄いオニックスで窓を覆うことでこの古い教会を改修し、ポルトガル製の石灰岩の床や暗い色彩の木製家具に調和する、優しい光を浸透させている。

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John Pawson's minimal St Moritz Church photographed during a choir rehearsal

アプスとネーブは教会の中で最も明るいスペースで、いっぽう側廊は、より抑えた明かりと、壁面のアーチ型の窪みの中に並び立つ使徒の彫像が特徴だ。

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John Pawson's minimal St Moritz Church photographed during a choir rehearsal

Hufton + Crowのアラン・クロウは、コンサートの日に撮影を行ったが、彼は到着した時、聖歌隊のリハーサルがあるとは想像していなかった。

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John Pawson's minimal St Moritz Church photographed during a choir rehearsal

「私はチャペルに着いた時にはじめて、その晩にコンサートが予定されていることを知りました。彼らは全ての座席の配列を直し、ステージを作り、リハーサルをしなければならなかったのです」と彼はDezeenに述べた。

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John Pawson's minimal St Moritz Church photographed during a choir rehearsal

「最初私は写真を撮れないかもしれないと思い、失敗したと考えました。しかし、ステージがセットアップされリハーサルが始まると、2時間のあいだ歌われていたセレナーデに、本当に喜びを感じていました。そして私は、最も美しい建物の中の最も美しいコーラスのかたわらで、さらに詳細なディテールの写真を撮影しました」と彼は語った。

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John Pawson's minimal St Moritz Church photographed during a choir rehearsal

ミニマリスト建築によって評価されているジョン・ポーソンは、今年7月にサンモリッツ教会でのプロジェクトを終えた。以前彼が手掛けたチェコ共和国のNovy Dvur修道院を訪れた教区議員によって、この依頼がもたらされた。

ゲーリー、自ら手掛けたウォルト・ディズニー・コンサート・ホールの向いに新たな建物を提案

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Grand-Avenue-complex-by-Frank-Gehry-and-Related-Companies_dezeen_1ban.jpg

ニュース:建築家のフランク・ゲーリーはホテルとマンションの複合施設の新計画を提案しました。ロサンゼルスのこの場所は、彼自身が手掛けたウォルト・ディズニー・コンサート・ホールの道路を挟んで向かい側にあたります。

フランク・ゲーリーによるグランド・アベニューの3エーカーの敷地のもともとの建築計画は2006年に却下されましたが、彼は建設ディベロッパーのRelated Companies社と協力し、自分が手掛けた最もアイコン的な建物の向いに2つのタワーを建設するという新たな計画を考えています。

LAタイムズによると、複合施設のU字型をした広場の周辺にはお店やレストランが並ぶ予定。両側に2棟のタワーが建ち、一方は300室のホテル、もう一方は分譲と賃貸のマンションになる予定です。

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Grand Avenue complex by Frank Gehry and Related Companies

複合施設の横側には景観整備されたテラスが下へと続き、住人や宿泊客は有名なコンサート・ホールの景色を楽しむことができます。また、演劇などの上演会場やナイトクラブとして使用可能なオーディトリアムも作ることもできます。

この提案は月曜日に計画担当者に提出されました。承認されれば、2015年に建設が開始され2018年までに完成することになります。

ゲーリーはグランド・アベニューの街路も考えているとも伝えられていて、コンサート・ホールと敷地の間の新たな舗道や街灯の提案もする可能性もあります。ゲーリーは最近、周辺の地下鉄の新計画について、上演や演奏をダメにするものだと訴えていました。

Ippolito Fleitz グループ、金属の木を自然食品のレストランに設置

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スイスの自然食品レストランのテーブル中央に現れた、うねるような木の枝はIppolito Fleitzグループが手がけたものです。

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Not Guilty restaurant by Ippolito Fleitz Group

チューリッヒにあるレストラン、Not Guilty(無罪)はドイツのIppolito Fleitz グループによるもので、特徴として白塗りの鉄パイプの天井で、リボンの天井を通して突き抜けています。「木の曲がりくねった枝はレストランの外から見た場合の焦点を作り上げ、町並みからは引き伸ばしたような平面図を通して注目を集めます。」と建築士はDezeenに述べました。

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Not Guilty restaurant by Ippolito Fleitz Group_dezeen_4

対角線上と直線的に様々な厚みのあるより糸を張り、ダイニングテーブルの上から壁に設置してレストラン後方にまで設置しました。

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Not Guilty restaurant by Ippolito Fleitz Group_dezeen_25

「壁の織り模様は暗さと明るさの色付けをしたヘナを張り、バックライト付の間接照明で支えとなる枠を作ります。」とデザイナーは述べています。

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Not Guilty restaurant by Ippolito Fleitz Group_dezeen_11

縦のストライプが円形のブース後部から浮かび上がり、天井の高さで曲がり、大きな鳥かごのように見えます。

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Not Guilty restaurant by Ippolito Fleitz Group_dezeen_7

モノクロの図は、反対側の白い枠に対してピンク色の表面が特徴となっています。

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Not Guilty restaurant by Ippolito Fleitz Group_dezeen_24

店舗前には飲み物などが壁のくぼみにディスプレイされています。大きな換気扇がガラスの中に入り、サラダバーと食事をする場所の間に置かれています。

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Not Guilty restaurant by Ippolito Fleitz Group_dezeen_14

この店舗はチューリッヒにおけるNot Guiltyレストランチェーンの三番目の視点です。他の2店舗もまたIppolito Fleitzグループによりデザインされました。

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Not Guilty restaurant by Ippolito Fleitz Group_dezeen_20

デザイナーからの情報は以下の通りです:

スイスのレストランチェーン「not guilty」は本物で栄養価の高い食品を具体化しています。多くのサラダやスナックが想像力に富んだ方法で配置されています。

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Not Guilty restaurant by Ippolito Fleitz Group_dezeen_18

チューリッヒのダウンタウンに位置し、2013年にオープンし、現在は3店舗目に拡大した「not guilty」がオープンしました。

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Not Guilty restaurant by Ippolito Fleitz Group_dezeen_17

この大切な場所に、「地上の小さな天国」の哲学が店内の内装に反映されており、自然とのハーモニーにおける喜びを鼓舞しています。

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Not Guilty restaurant by Ippolito Fleitz Group_dezeen_16

長く、開放的なレストランは、来客を気のおけない雰囲気で迎えます。自然のオーク材でできた床の質感が、ほのかな白とパステルトーンの融合と結びついています。

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Not Guilty restaurant by Ippolito Fleitz Group_dezeen_21

入り口で目を引くのが彩り豊かなサラダバーです。メニューボードはキッチンにある戸棚のようにデザインしています。

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Not Guilty restaurant by Ippolito Fleitz Group_dezeen_15

しかし外から見ても、中央にある長さのある、高いテーブルで単に他の来客と一緒になることで迎え入れます。テーブルの天井には曲がりくねった白塗りの枝が床から天井にまで設置されています。

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Not Guilty restaurant by Ippolito Fleitz Group_dezeen_23

近くには、様々なほかの種類の座席もまたお好みに合わせて利用できます。 このスペースの主要物質はチェーン店の全体的な標準における純粋さ、同質さを語っています。

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Not Guilty restaurant by Ippolito Fleitz Group

1階平面図 - クリックでイメージ拡大

遊び心溢れ、予期しない要素は教えを受け、ねじったカンバスの天井にあるひもや、雲と麻が絡まっている壁の模様が、詳細における関心と愛を強調しています。-「not guilty」ファミリーの情熱と誠実さを表しています。

Erez Nevi Panaga が手掛けた土から作りパンのように焼いた家具

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Furniture-made-from-soil-and-baked-like-bread-by-Erez-Nevi-Pana_dezeen_ss_1.jpg

オランダ、アインホーフェンのデザイナー Erez Nevi Pana は土と菌類で出来たパン生地を開発しました。これをオーブンで焼き、人が座れるほど丈夫なスツールイスを作ることができます。

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Furniture made from soil and baked like bread by Erez Nevi Pana

両親の温室で遊んでいた子供の頃の記憶に影響を受け、Erez Nevi Pana はデザイン・アカデミー・アイントホーフェン(Design Academy Eindhoven)在学中に、手頃で環境に優しい製品を作るために入手しやすい素材として土を使った実験を始めました。

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Furniture made from soil and baked like bread by Erez Nevi Pana

彼は土を菌類とその他の自然素材と組み合わせることで、生化学反応によりパン生地のように膨らむ混合物を開発しました。石膏や木型を使って形を付けることができます。

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Furniture made from soil and baked like bread by Erez Nevi Pana

そうしてできた物は焼成され混合物は固くなり、人の体重に耐えられるほど丈夫になり、ヤスリで磨いたりのこぎりで切ったり、ドリルで穴を開けたりすることができます。

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Furniture made from soil and baked like bread by Erez Nevi Pana

「まず初めは平面から始めました。素材の強度や耐久性を試したかったんです。どのくらい丈夫なのか、人の体重に耐えられるのかに興味がありました」とデザイナーはDezeenに語っています。

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Furniture made from soil and baked like bread by Erez Nevi Pana

キッチンにあるさまざまな材料の量を変えて実験するといった改良の過程を経てピッタリの配合を発見し、型を使って形成されたさまざまな家具が製作されました。

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Furniture made from soil and baked like bread by Erez Nevi Pana

「この混合物が丈夫になるのか脆くなるのかは紙一重です。焼けていないか、焼き過ぎなんです」とデザイナーは言います。「だから焼成時間は厳密に設定し、そのイスごとにオーブンでの焼成時間が違います」

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Furniture made from soil and baked like bread by Erez Nevi Pana

Nevi Pana は同じ材料を使って家具だけでなくカップの製作も試していますが、彼曰く、水を入れることはできるが好ましくない味がする、とのことです。

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イスのコンセプトスケッチ

「レシピはカンペキではありません。まだ分からないこともありますが、やっていることは間違ってはいないと思っています。もしこの素材が水を通さないものであれば、多くのことができますし、これによってたくさんの道が開け自分の望むものをデザインできるようになります」と語っています。

このプロジェクトはロッテルダムのニュー・インスティテュート(The New Institute)のバイオデザイン(Biodesign)という展示会で展示されています。展示会ではこの他にも、レースの根っこが生える植物カタツムリのフンでできたタイルなどが展示されており、2014年の1月5日まで開催されます。

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