Show RCA 2011/Royal College of Art Graduate Exhibition 2011 : けたたましいアラーム音ではなく優しいそよ風とコーヒーの香りで目覚めたいあなたへ。ロイヤル・カレッジ・オブ・アート/Royal College of Artの大学院生Ki Hyun Kim氏は、お好きな家電と接続可能な目覚まし時計のデザインを手がけた。
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「Alternative Alarm Clock」はデジタル時計と2口のコンセントが一体化している。
アラームがONになると、その時計と接続したコーヒーメーカー、ランプ、ラジオ、扇風機などが作動するしくみ。
この作品は7月3日までロンドンにて開催されたShow RCA 2011で発表された。
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以下はKi Hyun Kim氏からの説明:
Alternative Alarm Clock
目覚まし時計に好みの家電を接続することで、聴覚、視覚、触覚、嗅覚だけに限らず同時に複数の感覚へ働きかけることが可能となります。より多くの感覚を刺激することで、ゆるやかながらも確実に人間を目覚めへと向かわせます。
アラームが鳴ってもすぐに起きることができず、少しの間ベッドでダラダラしてしまうことはよくあること。その間に、人間の神経と感覚のスイッチは「睡眠」から「活動」へと切り替わるのです。
日常生活に身近な存在でありながら、それだけではそれぞれ単独の機能しか持たない「アラーム」と「電源コンセント」。「Alternative Alarm Clock」はその2つの機能を一体化させました。単にアラームをセットするだけではなく、2口のコンセントから電化製品と接続できます。
時計の機能に家電を取り込むことによって、人間の様々な感覚を刺激する可能性は大きな広がりをみせます。
寸法
126 x 93 x 47 mm