階段、スウィング式のドア、取り外し可能な家具が付いたベニヤ板で出来たプレイハウス。子供服が連なる引き出しにディスプレイされている。
このプレイハウスはパリにある子供服のショップである。デザインはFrench studio(フランス・スタジオ)のMut Architectureと建築家のBenjamin Mahon。
この階段セットは移動式で、ショップスタッフが高い棚などに手を伸ばす際に利用できるようになっている。また、車輪付きのボックスも移動可能で、洋服を展示したり、畳んだりする時に台やテーブルとして使える。
子供のプレイエリアにある他のインテリアは、梯子や下に遊ぶスペースのある大きなベッドなどがある。
写真:マット・アーケティクチャー
以下は建築家に本人による説明文:
マット・アーケティクチャーはベンジャミン・マホンとコラボし、パリの16Arrondissementに子供服のお店を完成させた。
このお店のメインのコンセプトは、大きいドールハウスをお店内に作ること。子供の世界を表現した、引き出しや、ドアが自由に移動できる空間を作りだした。
車輪付きの梯子は家にはめ込まれていて、移動式の展示台やテーブルにもなるボックスも用意されている。
外から見るこの大きな家は全く違う雰囲気に見え、違う楽しみ方ができる。圧倒的に他のショップと違う雰囲気で目立っている。
お店のインテリアには有名なべニア板を利用していて、白い木の層と、鏡がアクセントとして、このべニア板を引き立てている。