ロンドンのデザイナーポール・コックセッジ氏は捨てられたビニールレコードを使ってスマートフォン用のアンプを作った。
「チェンジ・ザ・レコード」と呼ばれるこの作品は、プラスティック・ディスクを温めて型に入れ、円錐状に形づくられる。
スマートフォンを中に置くだけで、携帯から出る音が自動的に大きくなる仕組みになっている。
コックセッジ氏は、この作品を実際にパフォーマンスとして観衆の前で披露した。参加した人達は音を変換するためにそれぞれ自分のLPsを持参した。(2011年8月27 日「Ron Arad’s Curtain Call installation」 場所:Roundhouse)
「カーテン・コール」とはフィルムやパフォーマンスの背景として5600個のシリコンロッドを円状に吊るしデザインしたインスタレーションである。ここからその時の模様を映像でご覧下さい。
上記の写真:ポール・コックセッジ
Photographs are by Mark Cocksedge.
下記はポール・コックセッジからの作品説明:
Change the Record
ライブパフォーマンス中にデザイナーのポール・コックセッジは古いLPsを温めて、型に入れ、スマートフォン用のアンプとして生まれ変わらせる。イベントに参加する方は、12”のレコードを持参して頂き、変わったオブジェクトとして生まれ変わるのを間近で体験できる。出来たスピーカーはこのイベントで購入できる。
このイベントはRoundhouseで開かれたBloomberg Summerの一部として行われた。世界的に有名なアーティスト、建築家、デザイナーのロン・アラッドがユニークなインスタレーション「カーテン・コール」をロンドンで行った。
27th August, 4.00 – 7.00pm
The Roundhouse, Chalk Farm Road,
London NW1 8EH
Special thanks エクスビションの組み立てを担当したWildercreative