建築家Rashed Alfoudariによるクウェートシティーのタイビストロは黒いウッドパネルの並ぶ内装になっています。
白と黒の並びの家具の上には、内側が銅のペンダントランプがこのウボンのレストランの天井から下がっています。
レストラン後方のキッチンはミラーウォールの後ろにあり見えないようになっています。
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Photography is by AOK.
こちらはAlfoudari1からの紹介文
ウボンはクウェートシティーの中心地にあるタイ料理のビストロです。
お店からはかつて商業エリアとしてよく知られたファハド・アル・サーリム通りを見渡せます。
このビストロの空間設計ではゆったりとしたダイニングエリアを可能にするためにキッチン、貯蔵室、トイレにいたるすべてのエリアで効率のよいデザインがされています。
そのため、インテリアは内装の構造を作り上げている要素と融合し調和するように設置されています。
黒いウッドパネルは黄金色の銅の輝きを受けながらダイニングエリアを囲み、このビストロのアジア的な影響を表現しています。
ペンダントライトはその有機的な形でダイニングエリアにやわらかい雰囲気を与えています。
さらにペンダントライトの投げかける光はタイの文化的な装飾品に大きな影響を与えた色である黄金色をしています。
ダイニングエリアからの外観の連続性を保つためトイレのコンクリートの壁には木目がプリントされています。
色と素材のコントラストがここでは質感によってまとめられています。
垂直のパターンを連続させるため、トイレではオフホワイトのスタンドアロンの洗面台と、天井から吊り下げた蛇口が備えつけられています。
設計:Rashed Alfoudari
場所:クウェートシティー サルヒヤ
プロジェクトエリア:60㎡
プロジェクト年:2011年