イギリスの工業デザインのブランドであるダイソンは蛇口とハンドドライヤーが一体となった製品を発表した。この製品ではシンクから手を離すことなく、手を洗い、乾かすことができます。
ダイソン Airblade Tapにある赤外線センサーで使用する人の手の位置を正確に判断し、蛇口から水を放出します。2つある突起から高速で加熱されていない清潔な空気が出され、水を弾き飛ばし、12秒で乾かします。
以前のAirblade ハンドドライヤーと同じく、このシステムでは空気を小さな開口部を時速692キロメートルで通し、最初にHEPAフィルターを通して空気中にあるバクテリアの99%を除去します。
通常はボートの製造のために使われている、さび止めのステンレススチールで出来ています。この製品は新しい16,000ワットのモーターを動力としており、0.7秒間以内で1分あたりの回転数RPMが0から90,000までに加速します。このモーターの開発には7年間の歳月と2,690万ポンドの費用がかかりました。
この会社の設立者であるジェームズ・ダイソンはこのように述べています。「複雑なコンピュータモデルを使い、ダイソンのエンジニアは高性能のデジタルモーターを開発しました。ダイソンのデジタルモーターは最も効率が良くなるように一秒に6000回を維持するよう自動的に調節し、突起から高速度の空気が流れ、素早く清潔に手を乾燥します。
新しいモーターはまた、現在では60%縮小した最新版のダイソンAirblade V ハンドドライヤーにも設置しています。またダイソン Airblade MK2 ハンドドライヤーは1.1キログラム分軽量化しました。
工業デザイナーであるジェームズ・ダイソンは1970年にダイソンブランドを立ち上げました。その時に初めて紙パックの無い掃除機を発明したのです。近年では、ダイソンは 羽の無い扇風機、エアマルチプライヤーを作りました。この製品でDezeenの編集長、マーカス・フェアーズと話し合った内容については、2010年にポッドキャストで録音いたしました。.
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