フォールドという名前のカンディハウスのために制作されたこの本棚は、木のボードが互い違いに組み合わされて出来ており、ジグザグの形になっているので対角線上の二方向から本を置くことが出来る。
背面は一方向が開いているので、後ろから本をとることも出来る。
北日本の旭川にある木工家具製作のカンディハウスの優れた職人技術のおかげで、つなぎ目が無いように見え、板が紙の鎖や織布のように織りあわされたように見えます。」とnendoは話している。「本棚を見ても、どのようにパーツが接合されているかをみるか、見た目ではわかりません」
このデザイン事務所の以前の作品の、木がなだらかに剥かれたようなスプリンター・コレクションは、来週からVia Pontaccio 18にあるSpazio Pontaccioで展示される予定。
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昨日、nendoによる、ミラノの有名なデパートのラ・リナシェンテの婦人服売り場の全面改装の記事をレポートした。nendoの記事をすべて見る。
写真撮影:Yoneo Kawabe