Atelier Cubeの甘木のいえ
建築家ユニットAtelier Cubeの手がけた日本のこの家では、住人は室内の壁にある穴を通り抜けられる。 大きな長方形の開口部は隣接した部屋の景色をふちどり、木製の小さな棚のための場所を作り出している。 ダイニングルームの床は木のプラットフォームで覆われ、その他の部屋はコンクリートになっている。 この家は昨年完成し、3人家族が住んでいる。...
View Articleジェニー・エクダールが手掛けるDear Disaster
このウロコの付いたデザインのキャビネットはスウェーデン人デザイナーのジェニー・エクダールの手掛けた作品で、自然災害の被害者が深く心を痛めた体験から回復する手助けをすることを意図している。 エクダールは、自然災害をグラフや図にすることが、災害後の心の回復プロセスを助けるというアイディアにヒントを得た。...
View ArticleEdwin Deenによるリキッド・レインボー
オランダのアーティスト Edwin Deenによるこのスプリンクラーは7色のついた水を噴射して部屋を虹色に変えるというものです。 Deenは一般的な庭のスプリンクラーと7色の着色料を用いて、この小さな道具をつくりました。...
View Article篠崎弘之建築設計事務所による「HouseT」
日本の篠崎弘之建築設計事務所による、この東京の住宅の壁や床には、大きな長方形の穴が開いている。 木製のはしごが段違いの4つの階層を繋ぎ、作り付けの収納棚を持つ階段は、一階のアトリエから互い違いに配置された、上層のダイニングルームとキッチンへ通じている。 ひとつめのはしごを伝ってダイニングルームからリビングルームへのぼり、そこから壁にある広い穴を通じてベッドルームに降りる。...
View ArticleTuomas Markunpoika Tolvanenによる一時的なエンジニアリング
アイントホーフェン・デザイン・アカデミーの卒業生であるTuomas Markunpoika Tolvanenは、家具を火にかけて壊す前に細い鉄のリングで覆い、ぼやけて色あせてゆく本来の形を思い出させる道具として使っています。(動画) 自身のプロジェクトを一時的なエンジニアリングと呼んでいるMarkunpoika...
View ArticleOutofstockの手掛けたホランド・アベニューのHatched
このシンガポールのカフェは、デザイナー集団Outofstockが手掛けたもので、ファサードは鳥の巣から着想を得ている。ここでは終日タマゴを食べることができる。 明るい黄色のロープを張り巡らせた網は、外にある座席の色と、木のドアの取っ手によく合っている。 余った床材を積み上げて1階部分のカウンターが作られ、カウンター周囲の他の面にはチップボードが使われている。...
View ArticleLogical Art が手掛けるエア・タトゥー
ロンドンのスタジオ Logical Art は、繊細に模様を切り抜いた紙のように薄いネックレスを製作した。 壊れやすそうに見えるかもしれないが、エア・タトゥーは紙のように見えるが丈夫な素材で出来ていて、ウォータープルーフなうえに破れにくい。 ネックレスは手書きの描画を元に作られ、一端をもう片方の端に引っかけて簡単に首の周りに付けられる。...
View ArticleRaw Colorによる暗号作成と記号化の織物
オランダのグラフィックデザイナー、Raw Colorにより発明された特別注文のプリンターでコード化されたメッセージがスカーフに漂白されていきます。 暗号を作るプリンターは、プリントヘッドについているペンを通じて布地を漂白し、模様を作っていきます。 メッセージはアルファベットの文字に応じて数種類の図形にコード化されます。それから線を描き、プリンターに送信します。...
View ArticlePaul ScalesとAtelier Kit によるリフレーム
フランスのモントペリエにあるこの期間限定のインスタレーションでは、中庭の様々な光景が切り取られている。これはオランダの建築事務所Paul ScalesとフランスのデザインスタジオAtelier Kitの作品である。 リフレームはロッテルダムでのPaul Scalesのワークショップで制作され、6月のモントペリエでのFestival of Living ArchitectureのためにAtelier...
View ArticleErginoglu &ÇalışlarとINDによる、Koçプライマリースクールのスイミングプール
Erginoglu & ÇalışlarとIND(インターナショナル・デザイン)による、イスタンブールの小学校のための、逆アーチ型ドームの中のスイミングプールの共同計画が、シンガポールで10月3日から5日まで開催される、今年度の世界建築祭における受賞作品の最終候補に挙がっている。...
View ArticleAntonin ForneauによるDigitalArti ArtlabのためのWater Light Graffiti
壁に水を吹き付けてペンキを塗る代わりに小さな電球で落書きを作るインスタレーションはフランスのアーティストAntonin Forneauによるものです Water Light Graffitiは数千個のLEDライトで出来ています。水と接触したときに、そのライトが光るようになっています。 このアートに加わるヒトは筆、スポンジ、指、スプレー缶を使って言葉や絵を描きます。...
View ArticleNed Scottによる『戦略室、セント・ジェームズ・パーク』
バートレット建築学校の卒業生、Ned Scottによるこの手描き絵のシリーズは、ロンドンで、バッキンガム宮殿のすぐ側に、燃料や食料にする農作物のジャングルを育てている、SFの世界を描いている。 Above: The Mall 『戦略室、セント・ジェームズ・パーク』は、2050年のエネルギー資源をめぐる戦争によって、イギリスのエネルギー供給が断たれた未来の姿を想像したものだ。 Above: The...
View ArticleSoHo Architekturが手掛けるKE12タウンハウス
ドイツの建築事務所SoHo Architektur が手掛けたバイエルン式タウンハウス。その四角い窓とマンサード屋根のシルエットは、以前ここにあった建物の残像のよう。 メミンゲンにあるこの家は2つの建物に分かれており、それぞれ家の前の道路に面した玄関がある。 地上階は手前から奥まで真ん中で(左右に)分けられているが、上の3階は前方と後方の半分ずつに分けられている。...
View Articleセルフリッジのルイ・ヴィトン&草間彌生コンセプトストア
ファッションブランドのルイ・ヴィトンは日本人アーティストの草間彌生とコラボレーションをして、草間氏の象徴ともいえる水玉模様を使った服飾品のコレクションを作成した。このコレクションは、ロンドンのデパート・セルフリッジのコンセプトストアで見ることができる。 繰り返す点の模様で良く知られる画家・詩人そしてパフォーマーの草間氏は、幼い頃から強迫観念と戦った後、1977年から自主的に精神病院で暮らしている。...
View Articleジャスティン・マガーク、アーバン・シンクタンクとイワン・バーンがヴェネツィア・ビエンナーレ国際建築展で金獅子賞を受賞する
Dezeen Wire:建築評論家のジャスティン・マガーク(賞を手にしている写真上部)、写真家のイワン・バーンとベネズエラのチームであるアーバン・シンクタンク(同じく写真上部)はヴェネツィア・ビエンナーレ国際建築展において、インスタレーションとカフェによる「Torre David/Gran Horizonte」で、最優秀プロジェクトに贈られる金獅子賞を受賞した。...
View ArticleArd Hoksbergenが手がけたバーバー・アムステルダム
Ard Hoksbergenが手がけたこのアムステルダムの床屋では、壁と天井をはう銅パイプが、水も電気も運んでいる(パイプはそれぞれ別)。 水を運んでシンクに行くパイプもあれば、電球まで上るもの、白いタイルや合板、コンクリートの壁にかかるフックになっているものもある。 Hoksbergenはパイプを「巨大な蜘蛛の巣」にたとえており、「そのままでも温かい雰囲気」の天然素材を選んだとのこと。...
View Articleダフィー・ロンドンのスイング・テーブル
クリストファー・ダフィーがイギリスのデザインブランドのダフィー・ロンドンから出した、この揺り椅子付きのテーブルだと、硬直した役員会議にも動きを出せる。 四柱式のスイング・テーブルから、八脚の椅子と切子面でカットされたランプシェードが釣り下がっている。 デザイナーたちからは、「掃除機をかけるのもスイスイできます。」とのこと。...
View Articleパラリンピックデザイン:チーター・フレックスフットブレード
ロンドン 2012 パラリンピック競技大会におけるデザインシリーズの締めくくりとして、Dezeenが注目したのは大会で最も話題となった器具です。カーボンファイバーの義肢のブレードで、チーターの後肢からヒントを得ました。...
View ArticleEspen Dietrichsonが手掛けたVariations On a Dark City
ノルウェー人アーティストのEspen Dietrichsonの“あり得ない”写真の中で、リヨンにある建物がバラバラに引き裂かれている。 この一連の作品のタイトルは“Variations On a Dark City”といい、リヨンのGalerie Roger Tatorで開催されているOne of Many Unusual Moments展で展示中だ。...
View Articleテント・ロンドンのJAILmake ポップアップ・スタジオ
南ロンドンを拠点とするデザイナー集団JAILmakeは、広さ205㎡の自分たちのスタジオをテント・ロンドンの展示用にわずか5㎡に凝縮させた。ここで毎日新た指令に取り組むのだ チームメンバーたちは、ハチ用の建築物制作やデトロイト地下通路のパブリックスペース利用について、といった様々な公開指令に取り組んでいる...
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